友人との温泉旅行2日目は宿から車で数分の場所にある 自動車博物館 見学からスタートです。
この日は「北陸スカイライン・フェスティバル」が開催されており、博物館の駐車場には新旧の日産スカイラインが集結してました。
日産と合併前のプリンス スカイラインから箱スカ、ケンメリ、JAPAN、鉄仮面、32~35までのGT-Rなど、スカイラインファンには堪らんイベントでしょう。
私的にはR34辺りまでが日産スカイラインって感じかな。
あくまでも個人的な感覚ですけどね。
博物館に入る前に駐車場を回っただけでテンションが上がってしまいましたが、館内にはもっとワクワクする車達が並んでました。
写真はもっとたくさん撮ってきたんですけど、あまりに多いので抜粋して掲載します。
それでもかなりの枚数になってしまいますけどね(^^;
やっぱりこれかな、究極の日本車って。
TOYOTA2000GT
1967~1970年の間にYAMAHAの手によって製造されたスポーツカー。
所有は無理だろうけど、一度でいいからドライブしてみたい車ですよ。
最近、マツダのロードスターをベースにレプリカが販売されてるらしいけど、レプリカも2,000万円以上するみたい。
ま、オリジナルはもちろん、レプリカも庶民には縁の無い車ってことですな(-_-;)
以下の紹介する車は私の青春時代とラップするものが多いです。
中にはもっと古いのもあるけど、ほとんどがリアルタイムな世代の車です。
今と違って、各メーカーそれぞれに特徴があって、乗りたい!!と思う車ばかり。
軽自動車にしろ、商用車にしろ、魅力的な車がてんこ盛りですよ(^^)/
ヨタハチ こと トヨタ・スポーツ800
大衆車であるパブリカのエンジン(空冷水平対向2気筒OHV)を積んだ軽量2シーター
このサイズにこのデザイン、今でも十分通用すると思いますよ。
世界のカローラ。
いまでこそ、年間販売台数は他車に奪われたけど何十年もトップを維持していたファミリーカーです。
ずっと5ナンバー枠のサイズだったけど、今回のモデルチェンジでカローラも3ナンバーになってしまったんですね~
「いつかはクラウン」ってコピーが実際の憧れを表してるようで・・・
欲しいとは思わないけど、乗ってると落ち着いた気分になれるのかな(^^;
スバルもこんな車を作ってたんですね。
1988年と言えばバブル真っ盛りの頃で、そんな時代の勢いが作り出したモデルなのかも。
イタリアのジウジアーロがデザインしたことでも有名な いすゞ117クーペ、初期モデルは部分的に職人によるハンドメイドだったんですよ。
今は乗用車からは撤退してしまったいすゞですが、この117の他にもフローリアン、ジェミニ、ピアッツァなど個性的な車を送り出していたメーカーですね。
私も「街の遊撃手」FFジェミニに乗ってました(^^;
日産シルビア。 フロントのデザインがマツダのルーチェと似ているように思います。
どちらもラインナップから消えてしまった車名ですけどね。
日産ブルーバード。
こちらも昭和~平成に掛けて日産の代表車のひとつでした。
ローレルと並んでテールの流れるウィンカーは憧れましたねぇ~
最近、LEDで同じパターンのウィンカーを採用している車種もありますが、当時は振るうの球でやってたんですよね。
日産初のFF車として登場したチェリー
写真はその中のクーペ。プラモはX1-Rです。
クーペとは言いながら、センターピラーからテールに掛けての独特のスタイルが印象に残ってますよ。
日産セドリック&グロリア。
元々、グロリアってのは日産と合併前のプリンス自動車で作られていたモデルですが、合併後は名前だけ残った形です。
この車、TVドラマの「西部警察」でひっくり返ったり、爆発炎上する場面でよく使われてましたね。
日産フェアレディZ432
クーペボディとなったフェアレディにスカイラインGT-Rに摘んでいたS20エンジンを搭載したフェアレディのフラッグシップ。
432は4バルブ、3キャブレター、2本カムを表しているとのこと。
ここからの数台は私の好きな「働く車」になります(^^)
トヨタ ミニエース 800ccのトラック。
遠い昔に見掛けたような記憶が・・・
映画 「三丁目の夕日」でも有名なダイハツ ミゼット。
TOYOTA 2000GTと並んでドライブしてみたい車のひとつです(笑)
ダイハツ ハイゼット
ダイハツ ハイゼットキャブ
ホンダ ステップバン
スバル サンバー これは欲しい!!
スバル 360カスタム
ホンダ ライフ 横に並んでいるNコロ(N360)の後継車ですね。
ホンダZ360 テールウィンドウの形状から水中メガネって言われてましたね。
友人4人でこれに乗って琵琶湖を周り、貧乏学生故、みんなから集めた金でガソリンを入れ、おつりでハイライトを買って分けて吸った思い出が・・・(^^;
この車は記憶に無いですねぇ~
ホンダ初の市販車はDOHC4気筒エンジンを積んだ360ccのトラック(T360)でしたが、このLM800もS800to同じエンジンを積んでたんですね。
ホンダ シビックRS
この頃のFFは癖の強いハンドリングでした。
コーナリング中にアクセルを抜くとイン側に切れ込む現象(タックイン)があり、わざとやって遊んでましたよ。
それとフロントタイヤのホイールハウスが車内に出っ張っていて、アクセルを踏もうと普通に足を伸ばしたらタイヤハウスに当たるため、身体を左に捻るような乗車姿勢を強いられました。
スバル360のスポーツバージョン ヤングSS
360cc軽自動車で4ドアのマツダ キャロル。
エンジンは4気筒で、50年前にそんなエンジンを造っていたとは今更ながら驚きますよ。
ここの三菱コーナー
手前から「走るシーラカンス」と言われたデボネア、隣はギャラン、オレンジの車はギャランGTO,その隣がギャランFTO、ラリーも走ったランサーなど。
この頃の三菱は速くて格好良い上に上品な車造りをしていた印象なんですが、今じゃ日産の子会社に。
その日産も・・・
愛車レヴォーグの遠いご先祖様。 スバル レオーネ エステートバン
スバルの4WDって元々は電力会社からの要望で試作されたのが始まりらしいですね。
レオーネ、レガシー、レヴォーグと『レ』繋がりのスバルの4WDワゴン。
来年、レヴォーグのフルモデルチェンジを迎えますが、どんな車になって登場するのか楽しみでもあり、ちょっと寂しくもあります(^^;
マツダ ルーチェ ロータリークーペ
上に書いたように日産のシルビアにも似てるし、117クーペの面構えにも。
最近は少なくなったけど、改めて見ると丸目4灯って上品でエエ雰囲気してますね。
マツダロータリースポーツの中でコスモスポーツを除いて一番好きかも、このモデル(^^)
マツダ サバンナ(RX-3)
レースで日産GT-Rの連勝を止めたロータリースポーツ。
写真は4ドアですが、私はクーペタイプのGTに乗ってました。
最悪燃費は夏場にクーラー(エアコンじゃなくてダッシュボード下に設置した冷房オンリーのもの)を稼働させながら大阪~京都を往復した際の3km/Lでした!!
内装も5連メーターで黒一色、好きでしたよ、このコクピット(^^)
でも、ブレーキが弱かったなぁ~
初のロータリーエンジン搭載の市販車、マツダ コスモスポーツ
RX-3、RX-8と乗ってきた者として、ロータリーには多少のうんちくもありますが、長くなるのでひとつだけ。
このコスモスポーツ、特撮テレビドラマの「帰ってきたウルトラマン」で地球防衛庁の怪獣攻撃部隊「MAT」の車輛「マットビハイクル」として登場してましたね。
マツダ R360クーペ
東洋工業(現マツダ)初の乗用車。
それまでは3輪トラックなどを生産していたようです。
マツダ FFファミリア
ファミリアの車名は以前からありましたが、このモデルはマツダ初のFFでした。
映画「幸せの黄色いハンカチ」で高倉健演じる刑務所から出所したばかりの男が、武田鉄矢、桃井かおりらが彼の家まで戻る旅をする時に乗っていたのがこの赤いファミリアでした。
映画の印象もあって凄く売れたモデルになりました。
友人も乗ってましたが、車内も広くて、当時としては垢抜けたお洒落なデザインに思いましたよ。
ひとつ前のファミリアは丸いデザインのFRで、それはそれで良い車でしたけどね。
ホンダS800
ホンダ初の乗用車です。
職場の上司が白のエスハチに乗っていて、全国のエスハチの倶楽部(ホンダツインカム倶楽部だったかな?)の関西の幹事をやっていて、毎年鈴鹿サーキットに全国からエスハチとそのオーナーが集まり情報交換や走行会を実施しているようです。
生前の本田宗一郎氏も招待していたとか。
この辺の車になると維持するだけでも大変でしょうね。
でも1台の車に惚れ込んで何十年も乗り続けるって恰好良いし、素敵なカーライフだと思います。
なかなか真似出来ませんけどね(^^;
展示車を見終わって外に出るとスカイライン以外にアメ車のミーティングもやってました。
こっちも迫力あるし、とにかくデカかった(笑)
自動車博物館に入ったのが9時過ぎで、出たのが12時前。
3時間近くもウロウロしていたことになります。
友人達も車やバイクが好きで、なかなか出ようとしませんでしたからね。
あんなところならいつまででも居られますよ(笑)
で、朝食も腹いっぱい食べたし、土曜日にあれだけ渋滞したってことは日曜日もヤバいだろうってことで、昼食は途中のSAで食べることにして早めに帰阪することに。
そのため渋滞には捕まらず、15:30頃には帰宅出来ました。
友人達との温泉旅行、以前ならあれこれと話が弾んで夜中まで騒いでましたが、最近はすぐに寝てしまいます。
それだけ歳を取ったってことなんですけど、こればかりは仕方ないですね(^^;
それでも、初日は航空機、二日目は自動車と男の子が好きな乗り物をじっくり堪能出来た旅行となりました。
次は太平洋側に行くことになりましたが、実施は来年でしょうね。