友人2号の誘いで四国八十八カ所巡礼の旅に参加してきました。

 

西国三十三カ所巡礼を達成した友人2号、今度は四国の八十八カ所を巡るらしく

 

「以前、何ヶ所かは親を連れて回ったけど、改めて一番から巡ろうと思う。 一緒にどうや?」

 

私自身、御朱印集めや〇〇カ所巡りなどに興味は無いけど、有名な「四国八十八カ所巡り」ってどんなものなのか? まったく知らないのも面白くないので一度だけ行ってみることに。

 

 

朝、7:30にホテル阪急インターナショナル東隣りに集合後、近くの駐車場からバスに乗車。

この駐車場って以前から湯快リゾートなどでも利用してるところ。

 

先日の「日本一長い路線バス」に続いて、こちらもポップなバス(^^)

こっちは本当の観光バスやけどね。

 

 

阪神高速~明石大橋~淡路島~鳴門大橋(神戸淡路鳴門自動車道)と走って徳島県へ。

 

 

徳島へ入ってすぐに四国八十八カ所巡礼の一番札所である 霊山寺 に到着

 

 

 

 

綺麗な境内の池には大きな鯉が泳いでます。

 

 

私、お寺にある大きな五重塔などの多宝塔が好きなので、こうした建造物も気になります。

 

 

お参りの作法としては、はじめに手を清めて、ろうそくと線香(今回の※先達さんは3本を推奨)を立てて、本堂でお経を唱え、同じ敷地内にある大師堂で同じようにろうそく、線香を供えたのち合掌してお経を奉納。

 

これで一寺でのお参りは終了。

これを各お寺さんで繰り返します。

 

※ 先達 : 

お参りの案内人のような存在の人。四国を巡拝し、一人でも多くの人をこの道に誘い、それらの人々の指導者として、あるいは模範として、信仰修行に勤めている方。

 

※  納め札 :

一カ所で2枚、参拝した日、住所、氏名を記入したお札を本堂と大師堂にそれぞれ1枚ずつ箱に納めます。

お遍路さんの名刺代わりにもなるようで、巡礼した回数によって色が違います。

 

画像はお借りしました。

 

白:1~4回、
青:5~7回、
赤:8~24回、
銀:25~49回
金:50~99回
錦:100回以上

 

当然、私たちのお札は白でした。

 

しかし、八十八か所の巡礼を100回以上って、どれだけの時間と気力、資金が必要なのかと・・・

 

その後、

 

 

 

2番札所の極楽寺

 
 
 
6番札所の安楽寺
 
 
 
5番札所の地蔵寺
 
 
 
 
 
4番札所の大日寺
 
 
 
 
 
 
3番札所の金泉寺

 

と巡礼し、本日のお参りは終了。

 

四国八十八ヶ所霊場の全行程はおよそ1460キロ!!

今回、我々が参加したツアーは阪急交通社が企画したものでしたが、そのツアーで八十八カ所めぐるには12回参加することになるようです。

 

その中には泊まりもあるので、時間的にも予算的にもそれなりの規模になるでしょうね。

 

 

 

往路、最後の休憩地点は淡路PA

PAに着いた時には陽も落ちてました。

 

 

明石大橋と観覧車

 

 

 

夜のバスも綺麗でエエもんですね。

今どきのバスの運転席。

こんな巨大な車を操るドライバー、尊敬します(^^)

 

にしても、先日、路線バスで紀伊山地を走り、今回は観光バスで海を渡って四国へとバスに縁のある週でした。

 

 

 

これは地元の方から参拝者全員に頂いた手作りの人形。

 

なんでも、四国には旅人や巡礼者を「お接待」する文化があり、飲み物や軽食、こうした手作りの小物などを振舞って慰労してくれるとのこと。

 

昔は八十八カ所を巡るのは命懸けの苦行であり、あの白装束は死装束を表しています。

そんなお遍路さんを応援して助けたいという気持ちがお接待という文化に発展したとのこと。

 

今回、バスツアーではありますが、参加して初めて上記のことも知りました。

何事も経験して判ることってありますね。

 

だからと言って、2回目の巡礼ツアーには参加しませんけどね(^^;

 

とにかく、四国八十八か所巡礼でのお参りを実際にやってみたし、秋の四国の風景も楽しめました。

 

次回は凡人の旅行として四国を訪れたいですよ(^^)Y

 

 

 

最後に

 

 

地元限定 徳島珈琲 ゲットしました(^O^)/