青モンで163号線~京都府道82号線で高山ダムへ行って来ました。
南山城村に来たらいつも立ち寄る 沈下橋 「恋路橋」
増水のためスロープの入り口に「通行禁止」のバリケードが。
遠目に見ても水位が増しているのが判るし、橋の上に流木が乗っていることからも一時は越水してたんでしょう。
下流にある通称「流れ橋」も桁が流されてましたからね。
南山城村役場を過ぎてすぐの交差点を右折し、府道82号線へ
左に木津川を見ながらのルートは幅員もそこそこあり、舗装状態も良く整備されていて、とっても走りやすかったです。
モンキーやスーパーカブなどの原2車種ならこっちの方がノンビリ走れていいかもね。
高山ダムに到着です。
下からの放流でも迫力ありますねぇ~(^^)
水の音だ凄かったですよ!!
もう一段上の駐車場からの眺め。
こちらはダム湖側
ダムからすぐのところに綺麗な茶畑が
高山ダムから数キロで道の駅「お茶の京都 みなみやましろ村」に到着です。
この日は丁度お昼ってこともあって、車が多かったですねぇ~
道の駅からの帰りはいつものように163号線を走り、トンネルは通らず役場前&JR駅(大河原駅)前を通っていたんですけど、道端に鮮やかなカラーリングのバイクが停まってました。
ヤマハワークスが鈴鹿8時間耐久オートバイレースに参戦した時のスポンサー資生堂TECH21(テックツーワン)と同じカラーリングのYSR80です。
懐かしいなぁ~!!
うちの嫁さんが初めて乗った原2バイクがこれと同じYSR80で、白と赤のYAMAHAカラーでした。
スポンサーロゴも忠実に再現されてますね。
このカラー自体が当時としては珍しい色合いだったんですよ。
レーシングマシンのカラーリングに淡い中間色を持ってきたってだけでも新鮮な驚きでしたが、乗ったライダーが一流選手ばかり。
ケニー・ロバーツ、エディー・ローソン、平忠彦など、GPでも名の通ったライダーがTECH21カラーのFZR750 、YZF750で8耐に参戦したんですよ。
若い人は知らないかもね。
ケビン・シュワンツ、ワイン・ガードナー、そして天才ライダー、フレディ・スペンサーetc
懐かしゅうございます(^^)
当時はレーサーレプリカ全盛の頃で、今では欲しくても手に入らない2サイクルの大排気量モデルや250ccクラスでも保安部品を外せばレース参戦可能なポテンシャルを持った市販車が各メーカーから発売されてました。
一度だけスズキのRGガンマ500に乗せてもらったことがあるんですけど、高回転2ストエンジンとは思えないほど低速でもトルクがありました。
ただ、回したらとんでもないことになってしまい、ビビりまくりでしたよ(^^;
大排気量2ストエンジンのアイドリング音って好きでした。
ミニバイクのジャンルでもこのYSRやスズキのGAG(ギャグ)などレーサー風の原付もありました。
で、なんでこのTECH21YSRが停まっていたかオーナーさんに聞いてみる
「エンジンが掛からなくなったのでバイクショップに連絡して回収待ちしてます」とのこと。
「多分、キャブだと思うけど、もうご老体なので無理せずキャリーしてもらいます」っておっしゃってました。
車体は15年ほど前にオークションで手に入れ、タンクやカウルなどもスペアとしてストックしていると。
「今付けてるカウル類が一番程度が悪いやつなんですよ」って。
私の目からは十分美しいと思うけど、マニアの目は厳しいですなぁ~(^^;
一応ディスクブレーキですが、オーナーいわく
「全然止まりませんよ。なのにスピードはメーター読みで90km/hほどは出ます」って(笑)
跨らせてもらいましたが、あの姿勢で、あの薄いシートで長距離走行は辛そう(^^;
オーナーも
「100kmが限界ですねぇ、最近乗ってなかったから久しぶりに引っ張り出して走ったらこの様ですが・・・」と笑ってはりましたよ。
昨年の鈴鹿で本人から直接書いてもらったサイン入りのヘルメット
もちろん、ケニー仕様のカラーリングです。
下に敷いてるジャケットも日焼けして薄くなってますけどTECH21のもので、そのジャケットにもサインがありました。
こうして並べるとモンキーって見た目以上にデカいモデルになってしまったんですね。
ショップの引き上げが午後3時ぐらいになるということで、それまで付き合えないのでお礼を言って別れました。
帰りは24号線&163号線共用の泉大橋を渡って帰路に。
3時間ほどのツーリングでしたが、府道82号線、TECH21YSRと、とっても楽しめました(^^)