先日、瀬戸内寂聴さんの講和に誘ってくれた先輩から新たなお誘いが。
今回は京都市東山区にある勝林寺で座禅を組もうと!!
勝林寺の最寄りの駅はJR、京阪ともに「東福寺駅」で、我が家からは京阪電車のみで行けます。
寝屋川市駅から準急で枚方市へ、そこで特急に乗り換え近鉄京都線と連絡している丹波橋で再度各停に乗り換えて6つ目が東福寺。
近鉄電車でも有名ですが京阪の二階建特急車両。
京阪はこの他にプレミアムカーという別料金になるけど、豪華なシートでゆったりと乗れる車両も連結しています。
東福寺の駅は京阪、JRともに出口はここだけで、ホームも狭いんですけど、駅名になってる東福寺自体は臨済宗東福寺派の大本山で凄く大きなお寺さんです。
で、お寺に行く前に腹ごしらえを(^^;
民家を改装したお店でざるそばを頂きました。
本日、座禅をする勝林寺に行く道中にある霊源院
正面から中を見ると可愛らしいお地蔵さんがお出迎え(^^)
さて、本日の目的地である勝林寺さんに到着。
緑に囲まれ落ち着いた雰囲気にお寺さんです。
浴衣姿の女性が素敵でした。
座禅はこの場所で行います。
こちらでは対面しての座禅となります。
座禅の正式な作法や形の説明を受けましたが、私はその形に足は組めませんでした。
目は完全には閉じず、半開きの状態。
御僧侶から
「無理して組まなくても結構です。出来る範囲でよろしいですよ」
と言われ、一安心(^^;
ドラマや映画で座禅中に精神や姿勢が乱れた時に僧侶が背中を警策という棒で打つ場面がありますが、ここのお寺さんでは自己申告で打ってもらいます。
座禅の姿は足を組み、右手の平の中に左手を差し入れ、両方の親指で円を描くように軽くつけますが、打って欲しい時には合掌して待ちます。
御僧侶が前に来られたら一礼して頭を下げ、左右の肩甲骨辺りを2回づつ打ってもらいます。
その後、再度一礼。
何事も経験だと私も打ってもらいましたが、思っていた以上に痛かったです(^^;
座禅は15分間行い、数分の休憩を挟んでもう一度15分やって終了。
こうした状態での15分って長く感じましたよ。
さて、勝林寺から東福寺へ向かう道中にある橋からの眺め
東福寺 日下門に至る壁
どこも緑がいっぱいです(^^)
東福寺 方丈東庭
同じく 方丈北庭
通天橋
緑の木々のほとんどがもみじなので秋はたくさんの観光客が訪れ、立ち止まって写真を撮ることさえ難しいとか。
それでも一度は見ておきたいところですね。
日下門から西へ50mほどのところにある 芬陀院
その庭、実際の敷地よりも妙に広く感じました。
今回は座禅組みと庭の見学がメインでしたが、普段生活している環境とは違った空間・経験が出来たように思います。
まだ梅雨が明けない時期の訪問でしたが、湿気は多いものの気温は低く、散策するには良かったのかも。