みなさん、こんにちは!
『隣の家族は青く見える』は、ついに最終回を迎えました。
もっと観ていたいとのご意見やスピンオフのご要望、ご自分の体験についてなど、たくさんのお声をいただき、ありがとうございました✨
このブログも最後の記事になりますが、第10話を一緒に振り返りましょう![]()
ちょっと長いですが、お付き合いください![]()
流産の悲しみに大器(松山ケンイチ)の前から姿を消した奈々(深田恭子)は、実家にいました。
大器が訪れるものの、奈々は大器と別れる決意をしていました。
大器は、奈々がツライ思いをするぐらいなら不妊治療はやめてもいいと考えていますが、
奈々は、治療をやめるということは大器に子供を作ってあげることができないということ。それであれば、
「(私が)一緒にいる意味がないから。今ならまだ間に合う。まだ別の人とやり直せる。別の人とならすんなり赤ちゃんができるかもしれない」と言います。
大器は傷つき、「はい?今ツライのはわかるけど、言っていい事と悪い事ってあるでしょ。奈々と別れて別の人と再婚して子供できて、オレがそれで本当に幸せになれると思ってんの?」
それでも奈々はかたくなで「二人とも、子供がいない未来を描けていなかった。未来は今からっぽ。何にもない。赤ちゃんと一緒に、消えちゃった」
大器が「俺はどこいったの?奈々の未来に俺、入ってないの?」と言っても、
「私はもう、大ちゃんのこと幸せにしてあげられないから」
奈々の左手薬指から結婚指輪が消えていました。奈々は悲しみから抜け出せないでいました。
大器は「奈々じゃないとダメなんだ」と、奈々がいなくなってから飲んだくれ、部屋は荒れ放題。
部屋にあったすべり台も撤去していました。
大器の母・聡子(高畑淳子)はその様子に「愛し合っているからこそ望んでいた子供なのに、そのことで別れちゃうなんて本末転倒じゃないのよ」
単身、奈々の元を訪れます。
奈々が「また戻っても大器さんにツライ思いさせちゃうと思うんです」と言うと、
聡子は「ツライ思いさせればいいじゃないの。妻がツライ思いしてる時は夫も一緒にツライ思いするべきでしょ。嬉しいことや楽しいことは誰とでも共有できるけど、ツライことや悲しいことは、一番大事な相手としか共有できないんじゃないの。ツラくても悲しくても、悩んでも苦しんでも二人で、一緒に生きていこうって約束したのが夫婦なんじゃないの」
温かく、力強く、奈々に家に帰るよう説得しました。
奈々は大器から頻繁にくる日々の報告のメッセージを見ても心を閉ざしたままでしたが、
“懐かしくない?この頃は毎日のように会ってたよな~”
とのメッセージと、出会った頃の2ショット写真を見ると・・・
出会ってからこれまでの大器との思い出や、大器がそのとき何を言ったか、どうしてくれたのか、ツライときもユーモラスにふるまい、励ましてくれ、どんな表情で笑っていたか…
次々と思い出されてきました。
奈々は大急ぎで家に帰ります!
「大ちゃん!ごめん、大ちゃん!」
「私だけじゃないのに。ツライのは大ちゃんも一緒なのに。ごめん一人にして。ほんとにごめんなさい」
奈々の左手薬指には、また指輪がキラリ!
「赤ちゃんを授かることが奇跡だって思っていたけど、一生一緒にいたいと思えるパートナーと出会えたことがそもそも奇跡なんだなって。子作りはじめてから赤ちゃんのことばっかり考えて、子供にしか目がいってなかったけど、大ちゃんと出会えたことが一番の奇跡なんだよ」
何が大切なことなのか、奈々は聡子の話も聞き、気づいたのでした。
大器は、「子供のいない人生は耐えられるけど、奈々がいない人生は耐えられないよ。だいたいさ、俺、奈々のこと大好きじゃん。二人でいるほうがいいかもよ。親父にヤキモチ焼かれるとか子供もたいがい迷惑だよ(笑)」と、子供がいなくても自分は構わない、幸せであることを伝えると、
奈々は「大ちゃん、大好き~!大好き~!大好き~!!」
奈々は重圧から解放され
、二人はまた仲良しの夫婦に戻りました![]()
二人は、不妊治療はしばらく休み、子供がいない人生のことを二人で考えてみることにしました。
「いつでもその気になったら相談しにきてくださいね」と医師。
子供がいない二人の家族で、幸せに生きていけるということがどれだけ愛に満ちていて奇跡的なことなのか…。
奈々は「たとえ二人きりの人生だとしても、子供を避けるような生き方はしたくないんだ。やっぱり子供が好きだから」と話し、すべり台は元に戻すことになりました。
これから、二人にはどんな人生が待ち受けているのでしょうか…✨
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“わたさく”は……
高卒認定試験に合格した朔(北村匠海)。
朔よりも緊張していた渉(眞島秀和)は、朔の頑張りが実ったことに大喜びで、「合格祝いってわけじゃないんだけど、受験がおわったら渡そうと思ってたんだ」と、真剣な面持ちで書類を取り出します。
そこには、「パートナーシップの宣誓にあたっての確認書」と書かれていました!
「宣誓、してくれるかな?」という言葉に抱きつく朔![]()
宣誓の式では、サプライズ!渉の母・ふみ(田島令子)が登場!
なんと、朔が渉のことを思い、ふみの元へと通っているうちに・・・ふみと朔は仲良しになっていたのでした!
ふみは「朔ちゃんは、家族を作るのが夢だったのに、大切な人の家族を壊すなんて本末転倒だって自分を責めたの。だから今日来たのよ。朔ちゃんのために」と明かしました。
温かく二人を見守るふみ。
二人は誓いあい、指輪をはめました![]()
ふみが孫を見たいと話していたことを覚えている朔。
ふみと3人で話している際、朔が「養子をとれば孫だってできるよ」とさらっと口にすると、渉は考えてもみなかったことに「は?」と反応。
ふみは「いいわね!それいい!協力するわ!あ~楽しみ~
」とテンションがあがり・・・
「もう勝手にしてくれよ」とあきれる渉も、とても幸せそうでしたね。
二人の今後も人生に、養子も? この先の“わたさく”見てみたいですね!!
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お互いに離婚届にサインをした小宮山夫妻は……
深雪(真飛聖)が、次女の萌香ちゃん(古川凛)の行方不明に奔走し自分を責めたり、長女の優香ちゃん(安藤美優)のダンス大会にこっそり応援に行ったことを知った真一郎(野間口徹)。
これまでは自分自身が仕事が忙しく、おそらく見ていなかった深雪の母親としての努力や愛情を知り、心を動かされ、反省しました。
夜。
「深雪!すまなかった。離婚の件、撤回させてくれないか?商社を辞めたのは家族と過ごす時間のためだったのに、家族がバラバラになったら本末転倒だよ」
二人はやり直すことに![]()
深雪からキツイ口調で、早く就職してお金を稼いでくるようにと言われていた真一郎です。
「一緒に頑張ってくれないかな。パパとママとしてだけじゃなく 夫と妻としても、もう少しいい関係でいられるように」
とお願いすると・・・
深雪は真一郎のメガネを取り
「やっぱり、イケメン
」と惚れ惚れ。
深雪は真一郎のルックスも好みだったのですね![]()
そうですよ!この二人は美男美女なんです!
夫婦愛が復活しました![]()
自分の人生は?と虚しさを感じていた深雪。
真一郎から三行半を突きつけられて、今後どうするか考えたことで、やりたいことが見つかりました!
離婚はしませんでしたが、深雪はケーキショップで働きはじめました✨
子供たちも、夢に向かって頑張る深雪を応援しています![]()
この先、深雪は有名パティシエになっていったりして・・・
お金を払ってセレブを演出しなくても、その腕前で人々の注目を集める深雪の姿、見てみたいですね✨
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亮司(平山浩行)は、ちひろ(高橋メアリージュン)に「事実婚契約書」「遺言公正証書」を渡します。
「もし何かあった時、面倒な手続きなく、ちひろにも相続権が発生する。それだけじゃないんだ。亮太(和田庵)のこともちひろに託せる。これが俺なりの家族の守り方なんだ」
すらすらサインするちひろ。
「はい。財産分与もいらないけど、あの子がまた自分の居場所をなくすことだけは避けたいから」
さっぱりしているのに愛情深いちひろと、クールで家族思いの亮司。すでに亮司に似て、かっこつけで男前になっている亮太。自分たちらしい家族の形を、これからも正々堂々と築いていきそうですね✨
コーポラティブハウスの住人で、共有スペースの中庭に集まっています。
そこに、サプライズで深雪がケーキをもって登場!
亮太の発案で、亮司とちひろの手作りの結婚式です!
神父は真一郎。
最終回、それぞれの家族が、それぞれのハッピーエンドを迎えました![]()
これで終わってしまうのは寂しいですが、どんな形でも、それぞれのカップル、家族には、それぞれの悩みがあり、立場があり、幸せがあるということ、コーポラティブハウスの住人たちが教えてくれました![]()
これまでお付き合いしてくれたみなさま、ありがとうございました✨✨✨
また、奈々や大器、“わたさく”、小宮山家、亮司&ちひろ家族に会えることを、楽しみにしていましょう✨




























