カレーの時間 寺地はるな
職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守り
たくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができて
がんばり屋の押尾。ままならない人間関係を、食べもの
を通して描く傑作。心をざわつかせる、
仕事+食べもの+恋愛小説。
こんな爺さんいらんわーと思いながらも、
伝えたくても伝え方がわからない言葉の難し
さも凄くわかる
その時代、時代を生きてる人たちの気持ちを
丁寧に汲んでくれる寺地さんすごいわ
宙ごはん 町田そのこ
宙には、育ててくれている『ママ』と産んでくれた
『お母さん』がいる。厳しいときもあるけれど愛情
いっぱいで接してくれるママ・風海と、
イラストレーターとして活躍し、大人らしくなさが
魅力的なお母さん・花野だ。二人の母がいるのは
「さいこーにしあわせ」だった。宙が小学校に
上がるとき、夫の海外赴任に同行する風海のもとを
離れ、花野と暮らし始める。待っていたのは、
ごはんも作らず子どもの世話もしない、授業参観には
来ないのに恋人とデートに行く母親との生活だった。
代わりに手を差し伸べてくれたのは、商店街の
ビストロで働く佐伯だ。花野の中学時代の後輩の
佐伯は、毎日のごはんを用意してくれて、話し相手に
もなってくれた。ある日、花野への不満を溜め、堪え
られなくなって家を飛び出した宙に、佐伯はとっておき
のパンケーキを作ってくれ、レシピまで教えてくれた。
その日から、宙は教わったレシピをノートに書きとめ
つづけた。全国の書店員さん大絶賛! どこまでも温かく
やさしいやさしい希望の物語。
![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
![おねがい](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/005.png)
おもしろい話なのか、悲しい話なのか…
コメディではないと思うんだけど。
ヅカオタにはたまらない一冊なんかな?
優しい死神の飼い方 知念実希人
古い洋館を改装したホスピス「丘の上病院」。
ゴールデンレトリバーの姿となって「我が主様」から
地上に派遣された「死神」の私は、看護師の菜穂に
保護され、「レオ」という名で丘の上病院に住むことに
そこには死神だけにわかる、この世への「未練」が
放つ4人分の「腐臭」が漂っていた。この洋館では
7年前に謎の“吸血鬼家族”殺人事件が起きたという。
事件は未解決、裏庭には「地縛」する3つの「魂」-。
「言霊」を操り、相手の「魂」を浄化し、無事に
「我が主様」の元に導くことを仕事とするレオ。
洋館を調べまわるうちに隠された地下室を発見し、
事態は思わぬ方向へー!!現役医師がホスピスを
舞台に描く、心温まるファンタジックミステリー。
よかった面白かった
手元にある続編を読むのが楽しみ
はっぴーなっつ 荒井良二
あたらしい季節のはじまりには、とびっきりの
はっぴーがつまってる!「わたしのみみは、ときどき
とおくへたびをするんだよ・・・」かすかな春の音を
いちはやく聞きとり、春ですよ!って目をひらかせて
くれる――。春からはじまり、夏秋冬とコマ割りで
つづくおはなしは、めぐりくる季節からの祝福が
いっぱい!荒井良二の新たな扉をひらく、
季節を旅する絵本。
主人も私も、音をとても大切にしていて、
うちの子供たちの名前は音が心地よくて決めた。音から始まる絵本。出会えてよかった〜
次女が小さい時に「お米をとぐ音好き〜♬」
と、言ってくれたこと嬉しかったなぁ〜
最後は食いしん坊アンちゃん
おいしいね