オカンのお父さんの弟さんに”ひこじゃに”さんという方がおられました。
奄美の人は年上の身内に対しては名前に親しみを込めて『兄』か『姉』付けてを呼ぶので
多分『ひこじゃに』は『彦○兄』がなまったものだと思います。
戦時下の中すでに他界されているので、私たち兄妹にとっては、軍服を着た遺影しか見た覚えがない方です。
昨日、施設から帰宅したオカンが
「こないだ、ひこじゃにに会いに行ったけど会えへんかった。」と。
少し前にも
「昨日、神崎行って○○さんとこのソテツひとりぼっちで可哀想やから見に行った。」とか
認知症の影響で現実と夢の境目があやふやになってるようです。
オカンの夢に現れなかった『ひこじゃに』。
オカンも89歳だから迎えにきたのかもしれませんが、
あまりに元気なので、まだこちらに来たらあかんという
メッセージかも....と妹と笑いました。
そうなんです。
ショートでお世話になり出してから
滅茶苦茶元気で、私の方が先に行くのでは?と思うぐらいです。笑
無茶な過食もなくなり、規則正しく、スタッフの皆さんにも良くしていただいてるようで。
ただ帰宅すると、思い出したかのように夜中
冷蔵庫を漁るので、簡易トイレは下痢便ビッチビチです。
施設の小冊子にもオカンの楽しそうな写真が...