こんにちは。今回はポータブル・オーディオ回です。

今日はイヤホンのイヤピースのご紹介です。

 

現在日本で一番利用されているイヤホンは、恐らくAppleのAirPodsシリーズではないかと思いますが、私はiPhoneを使って音楽を聴くことはありませんし、有線イヤホン派ですので、AirPodsが欲しいと思ったことはありません。

ここ数年は安価でいろいろなバリエーションのある中華イヤホンを何本も購入して、その時の気分によりイヤホンを選んで聴いております。

 

イヤホンを変えることで音の変化を楽しめるのですが、同じイヤホンでも音の変化を楽しめるパーツがイヤピースです。イヤホンの先っぽについている、アレです。

 

今回ご紹介するTRN T-Ear Tipsは、医療用シリコンを使用したイヤピースです。医療用シリコンは数年前にAZLA SednaFitという製品が発売され、音にこだわりたい人に注目されて、大ヒットしました。ただ、価格的には1ペア1000円ほどと高価だったのが難点でした。私もこの金額でイヤピースを買おうとなると少し躊躇いたします。

 

そうなりますと中国勢が登場してくるのはこの世界では普通のこと。ポータブル・オーディオ界のガチ中華メーカー(きちんと開発をして、性能のしっかりしたものを安く提供している中国のイヤホンメーカーのこと)の一つであるTRNから医療用シリコンを採用したT-Ear Tipsという製品が発売されていました。



価格も3ペアで980円(アマゾン価格、アリエクはもっと安い)。

 

 

アマゾンのリンクを紹介しておいて申し訳ないですが、私はアリエクでもっと安く購入しました。

 

イヤホンにかぶせる黒(あるいは赤)の部分と、耳に直接当たる部分とは、別々のシリコンで構成されております。

イヤピースを触った感じは、ペラペラというのが第一印象。思っていたよりずっと薄いんです。この、耳に当たる部分のシリコンは0.4mmとのこと。


でも、イヤホンに装着して、耳につけてみると…。

耳に吸い付く感じが素晴らしいんです。 薄いのに遮音性が高まります。ということは、耳への負担が少ない。長い間イヤホンを装着していると、イヤピースによっては耳の穴あたりが痛くなってきてしまうものもありますが、こちらはその問題はなさそう。とてもいい感じです。

 

音については、音が派手にはならずしっかりと元の音を再現してくれている印象で、中高域の音も極端に落ちることなくきれいに聴かせてくれる感じです。

 

価格も安いですし、一度みなさんもお使いになってみてはいかがでしょうか。

 

なお購入の際、サイズについては普段お使いのイヤピースより1サイズアップのものを購入することをお勧めします。私は他のイヤピースではMサイズを使っていますが、こちらのTRN T-Ear TipsではLサイズがジャストフィットでした。

 

それでは、また今年もいろんな話題をお伝えしていこうと思います。

特にポータブル・オーディオ関連で溜まっているネタがありますので、よろしくお願いします。