音楽愛好家のトミーTです。
愛媛出身のシンガーソングライター、ちゃんゆ胃さんが彼女の23歳の誕生日にソロライブ「ちゃんゆ胃ワールドへお胃でませ!in渋谷 〜お江戸で元気にやって胃ます〜」を行うということで、行ってまいりました。
ちゃんゆ胃さんのライブは1年ちょっと振り。下北沢のLIVEHOLICで4名の弾き語り系女性SSWのライブでした。当時の彼女はまだ愛媛在住で大学生。この3月に大学を卒業して4月から東京を拠点にして活動しています。
今回は初めてのバンドセットということで、新たなちゃんゆ胃ワールドが見られるという記念すべきライブとなっておりまして、出不精の私もチケットを購入いたしました。
場所は渋谷のCLUB CRAWL。渋谷駅から明治通りを恵比寿方面に歩き、並木橋の交差点の先を左折していくと、CLUB CRAWLがありました。
本ライブはソールドアウト!
当日はちゃんゆ胃さんのバースデイということで、お祝いのかわいいフラワースタンド。
(実はここに私の名前が書いてありますのよ、見てみてね。フフフ。)
元南海放送、現文化放送アナウンサーの甲斐彩加さんからもお祝いの花が。
彼女も来たかったんだろうなあと。
階段を降りドリンク代を支払って入場。
ソールドアウトということもあって、中はほぼ満員。
(開演前に撮影しました)
開演前の場内では、中では常連さんと思しき方々が挨拶を交わしたり、会話を楽しんでおられました。私は誰ともそういうつながりがなかったので、いつものようにバッグからノートとペンを準備し、開演を待ちます。
私の立ち位置は、ステージから見て左のやや奥、入口近くの壁際です。
壁際、好きなんですよ。
開演の12時30分ちょうど。
バンドメンバーが登場しスタンバイ、そしてちゃんゆ胃さんが颯爽と登場。
赤を貴重にした衣装。
そしてバンドセットによるちゃんゆ胃さんのライブ、スタートです。
1曲目の「バンドマン」は、バンド映えするロックチューン。あれ?ちょっと前のめり気味なのかなという気がしました(途中の歌詞を飛ばしたようにも聞こえました)が、2曲目の「年下でもいいじゃない」からは明らかにエンジンがかかりいい感じ、まさにちゃんゆ胃ワールド全開となりました。
いやあ、バンドセット、いいじゃないですか!
6曲目のヘビーな「ホウセンカ」を歌ったあと、ちゃんゆ胃さんはステージ上の水をこぼします。(笑)
ほぼ3曲ごとにMCを入れながら、「ホウセンカ」の後で一度バンドメンバーが捌け、アコースティックセットとなり、アコギ1本で「バイバイ」「ヒーローになるから」の2曲を披露。普段はアコギ1本のスタイルなので、ここで弾き語りを入れたかったんだなあ。ここでいつものちゃんゆ胃さんが見られました。
「ヒーローになるから」のあと、またステージの水をこぼします。(2回め)
音源としてはリリースされていない「キャンドル」をピアノの演奏で歌い上げ、MCの後、彼女が世に知られるきっかけとなった曲「Dear.a」を披露。
ここでハプニング発生。私は歌の中盤から気付いていたのですが、彼女のギターの1弦が切れている...。
「Dear.a」の後、スタッフがギターを持ってバックステージに。その間、予定外のMCコーナーとなりました。
さすが、南海放送ラジオで冠番組を3年務めただけのことはあります。本人曰く人見知りなのに、こんなハプニング時にも動じず、決して観客を飽きさせないトークスキルは素晴らしい。
5分ほどして、弦を張り直したギターが戻ってきました。
12曲目の「がんこちゃん」の後のMCで、「今まで話してなかったことを話します」と彼女が切り出しました。何だろうと観客がざわつく中、彼女から「家を失くしました」と衝撃の発言が。
4月に入居したばかりなのに、上の階からの水漏れで大家さんから引っ越してほしいと言われたそうで、新しい部屋が見つかるまではホテル暮らしなんだそうです。
いやはや、波乱万丈の東京生活1年目だったんですね。
...という流れから、次の曲が8月にリリースされたばかりの新曲「人生は素晴らしい」。家がなくなっても頑張っている彼女が「人生は素晴らしい」と歌い上げるのを聴きながら、私は「いろいろあるけど頑張れよ」と、すこしウルッとしながら完全に親目線になっちまいました。
最後は、ライブで一番乗れる「HAPPY LUCKY!!」で締め。最後にちゃんゆ胃さん、ステージ上でジャンプしたのですが、天井に頭ぶつけるんじゃないかとヒヤッとしました。
観客からはアンコールの声が。しかも観客が「人生は素晴らしい」のサビを歌ってアンコールを待つという、私は今まで経験したことのない状況になり、しばらくしてちゃんゆ胃さんとメンバーが登場。メンバー紹介をした後、アンコール曲での観客のレスポンスの練習を、、、というところで、サプライズのバースデイソングとともにバースデイケーキのプレゼント。嬉しいですよね。
そして、アンコール曲「またね」で観客と一体になり、ライブは終了。
アンコール含め全15曲。あー、なんかすごく楽しいライブでした。爽快な気分。
ライブで一番印象に残ったことは、私は音楽愛好家なのでこう言うことは滅多に書かないのですが、
ちゃんゆ胃さん、めっちゃかわいかったです。
(ちゃんカラーの赤で書いた)
我々観客と一緒にライブを楽しんでいるなという雰囲気は最初から我々の方にしっかり伝わってきていました。キャッチーな歌もトークもこちらが惹き込まれる感じ。なんてチャーミングなんだろうと思いながら楽しめたライブでした。
ヴォーカルも一段と強さ・うまさを兼ね備えたちゃんになってきていたと思います。
バンドメンバーは、このライブのために集まったメンバーではありますがさすがプロ。派手ではないですが、カッチリとした、一体感のある演奏を聴かせてくれました。個人的にはベースの原口さんが時折聴かせてくれたヴォーカルとのユニゾンがカッコ良かったです。
普段はメインアクトさんもさることながら、バンドメンバーの演奏をついついしっかりと見ちゃうんですが、今回はちゃんゆ胃さんに目が行ってしまった❤️のと、陣取った場所的に魚住さんのギター演奏が柱の陰で見えなかったのが残念でした。
drums - 平川萌(ちゃんもえ)
guitar - 魚住有希(ちゃんゆき)
bass - 原口彩香(ちゃんあや)
keys, cho - Asucah (ちゃんあす)
帰りには物販。正直、物販にはあまりお金を使わない方なのですが、少しは買うことにしてまして、
①ち胃さめロゴステッカー
スマホに横に貼れると言っていた通り、いい感じにはまっております。
②ちゃんの手作り缶バッジ
9種類のうちの1つ。ガチャガチャで何が出るかな〜と思ったら、一番オーソドックスなちゃんゆ胃ロゴの缶バッジでした。素直に嬉しい。どこにつけようか…。
(余談ですが、ガチャのカプセルっていつも開けるの苦労します。どうやったらうまく開けられるのか…。)
かわいいデザインのTシャツ買えば良かったと後悔です。
それにしても、いいライブでした。
ちゃんゆ胃さんの今後の活躍に期待したいですし、応援していきたいと思います。
また、ライブでお会いしたいです!
セットリスト
(本人手書き、本人SNSからお借りします)
【このライブのこぼれ話と、ライブの後のことについては、また別の記事で書きます】