こんにちは。

 

 4月初めにKZのZVXというイヤホンを購入し、使ってみた感想を書きました。

ZVXは私にとって5本目の中華イヤホンだったのですが、アメブロを書いている途中にふと気付いたのです。

 

「あれ?ASTのこと書いてない」

 

と言うことで、2022年9月に購入したASTについて書こうと思います。

 

 

 

KZのASTは片側12個、左右で24個のBAドライバを搭載した、お化けのようなイヤホンです。

 

中華イヤホンが世の中で市民権を得るようになる前のイヤホン市場では、BA搭載イヤホンの価格はザクっと言うと1BAあたり1万円くらいしていました。

 

ですので、当時の物差しでは24万円レベルの製品なんですけど、これ...

 

アリエクで16,000〜18,000円、Amazonでは22,000〜25,000円くらいなんです。

 

この金額、最近の円安で高めになってますが、私が購入した2022年9月時点の価格は12,322円でした。

 

リケーブル可能なイヤホンなので、ケーブルを外して写真を撮ってみました。



でかいです。

 

中身が丸見えの透明なシェルですが、うまく撮影することができないので、分解図をお見せしましょう。

 

この黒い、四角いものがBAドライバです。すごいでしょ?

低音域、中音域、高音域それぞれを担当するドライバがたくさん入ってます。

 

こんなお化けみたいなイヤホンですが、音の方はどうかというと、低音から高音までしっかりと再生してくれるんです。

 

BAドライバは音域が狭いのと、低音の表現が比較的苦手と言われているんですが、これだけドライバを筐体に散りばめてやると、かなり万遍なく表現してくれます。

多ドラの恩恵か、多くの音を出してくれます。

 

ドンシャリが好きな方には、高音の出方が抑え気味で、籠もったように聴こえるという方もいますが、ここは正直、好きずきといったところでしょうか。確かに「きらびやかさ」という面では劣るのかもしれません。リスニングイヤホンというよりはモニターイヤホン的な音ということでしょうね。

 

購入して1年10ヶ月も経過していますが、ずっと愛用しているイヤホンです。長持ちしてほしいなと思います。