こんにちは。
今月始めに、初めての中華イヤホンをAmazonで購入しました。
KZ社のAS06というイヤホンになります。
購入してから3週間ほど使用してきましたので、ご紹介してみようと思います。
KZ社というのは、中華イヤホンの世界ではよく知られた、深センにあるメーカーです。Knowledge Zenithの略だそうですよ。
中華イヤホンは、日本のイヤホンユーザーにしてみると、仕様の割に価格が激安であることが特徴ですが、以前は音はイマイチ、ビルドクオリティも良くない、という評判でした。特に音については、中国の方好みなのか原価的にそうせざるを得なかったのか分かりませんが、「重低音」を売りにするものが多く、重低音が大の苦手な私としては今まで一切手を出さないイヤホンでした。
しかし最近は音質も品質も向上し、BA (バランスドアーマチュア) ドライバを搭載したイヤホンも多く出てきていることから、1本くらい試してもいいかな?と思ったのがきっかけです。
AS06の話に戻ります。
このAS06、3つのBAドライバを搭載したイヤホンです。ハードウェアだけで言うと、3BAドライバのイヤホンは3~4万円くらいするというイメージなのですが、このAS06、なんと5000円以下で買えるのです。
開封します。
箱はちっちゃいです。10cm x 7cm x 3xm。片手で持てる大きさ。
イヤホンのサイズは、大きくて分厚いです。
長年愛用している、同じ3BAのSHURE SE535LTDと比べると一回り大きい感じです。
付属のケーブル。
ケーブルとイヤホンをつなげるコネクタは2pinで、中国ではよくあるタイプ。実はMMCX以外のコネクタの製品を使うのは初めてです。
ケーブルは、耳の上経由で下に垂らす、いわゆるSHURE掛けをするように設計されています。レビューとかを見ると「ケーブルが絡まりやすい」というコメントが目につきますが、それは感じます。ただケーブルの材質の問題と言うよりは、ケーブルが左右に分かれるところに良くついている「スライダー」がついていないことも影響してるんじゃないかと思います。使わないときは、下の写真のようにケーブルを八の字巻きにしてケーブルクリップで留めればあまり気にならないです。
音ですが、想像していたよりもずっとバランスの取れた音で、U5000円のものとは思えません。さすがBAドライバということで、高音の伸びが気持ち良いです。
音のスムーズさ(解像度という言い方もしますが、そんなイメージ)は、良い音源を聴くとちょっと粗いかなという気もしますが、あまり違和感を感じないのに驚きです。
この金額でこれだけ気持ち良い音ができれば満足です。ちょっと中華イヤホンが楽しくなってきたので、価格も安いしもう1本くらい買って試してみようかなとか思い始めました。(いわゆる中華イヤホン沼の始まりかも💦)
それでは!