ここ数年は、音楽を聴くときは決まってカナル式のイヤホンを使っていました。
それまでのインナーイヤー方式だと、主に通勤の時間に音楽を聴く私にとっては音漏れの懸念があったのと、試しに買った初めてのカナル式、KOSSのThe Plugというやつがなかなかいろんな面でインパクトありで、それ以来という感じです。

でも最近になり急にヘッドホンが使いたくなってきました。一番の理由は、変な理由ですけど、

左耳の穴が大きくなったから

です。

カナル式は、言うまでもなく耳の中にシリコンやウレタンのイアバッドと呼ばれるものを突っ込むのですが、「左耳と右耳の穴の大きさが違う」という最近の私の悩みの原因が、このイアバッドのせいでは、と思い始めていたのです。

しかもサイズが違うと、左はLサイズ、右はMサイズのように結構面倒。同じサイズにすると、ふとしたはずみで耳から外れるんです。
それならそんなことを気にせず使えるヘッドホンの方がいいのでは、と考えたのです。

気になっていた遮音性については、密閉式で、スタジオで使うようなちゃんとしたやつなら問題ない、という記事をネットで見聞きしていたので、購入に踏み切りました。

それにしても値段的にもピンキリですねえ、ヘッドホンって。

正直予算はそれほど取れなかったので、長時間使えそうなものを何種類もお店で聴き比べました。

ちなみに、私がヘッドホン・イヤホンの音をチェックする時に使ってるのは、

Donald Fagen / Trans-Island Skyway
Marcus Miller / Detroit
AC/DC / For Those About To Rock
井上陽水 / 帰れない二人 (「クラムチャウダー」より)

の4曲です。

その結果、SHUREのSRH440を買うことに決めました。

値段も約10,000円だし、音が好みだったのが理由です。私自身、過去にSHUREのカナル式を使用していましたので、この無骨なデザインも全く抵抗なし、ということで。

じゃん。



でかい。

今にして思えば、通勤中はいいにしても、会社に着いて折りたたむ瞬間、会社を出る前にヘッドホンを小脇に抱えるのがちょっと恥ずかしい。アセアセ

でも、音のナチュラルさはいい感じです。しばらく使い続けてみようと思います。