NHKのファミリーヒストリーが大好き❤
マインドリセットカウンセラー
小泉 ともみです。
たまたま近所の人から、
おばあちゃんの遺品整理をしていたら、こんなのが見つかったの!!
と、古びた文集を見せてもらった。
『〇〇小学校90周年記念文集』
〜昭和42年度〜
そこには、
明治5年(1872年)に私の母校が開校したこと。
学校の歴史、卒業生や在校生の一覧などが書いてあった。
私の曽祖父や祖母、父や叔父たちの名前も見つけた。
あ、親父の名前だ。
そんな父の一言につられ文集に目をやると、祖父がPTA実行委員として、参加していたのだった。
父方の祖父母は、
私が生まれる前に亡くなっていて、
祖父母を知るのは、遺影のみだった。
父から聞く祖父の話は、
飲んだくれて、何にもしない親父だった。
いつも、呑んべいだ、呑んべいだ。って、
オレや家族は親父をバカにしていたんだ。
婿養子で、辛いこともあっただろうけど、
オレは酒に溺れて働かない親父が嫌だった。
あたって(東北地方の方言で脳卒中の意味)死んだ時も仕方がないんだって、思った。
父は、大好きだったおじいちゃん(私の曽祖父)との話はよくしてくれたが、自分の父親の話はあまりしなかった。
トタン屋根職人で、仕事が丁寧で腕がいいと評判だったが、
自分が小学校高学年になってからは、昼間から酒を呑んで働かなくなった。
それが嫌で仕方がなかった。
それだけ、父は話してくれた。
それ以上聞くと、父が不機嫌になるような気がして、深く聞けなかった。
そんな祖父に対しての私の印象も、薄かった。
さて、話を文集に戻すと、、
そこには、
祖父のPTA実行委員の一員としてのやり取りが、会話形式の対談記事で掲載されていた。
『子ども達には、より良い教育を』
『地域が一丸となって、子ども達の成長を見守るべきである』
そんな祖父の言葉を読みながら、
あぁ、お父さんたち、愛されていたんだね。。
祖父の愛情がひしひしと伝わってきた。
祖父は祖父なりの愛し方で、自分の子ども達に愛情を注いでいたんだ。
例え、表面だけだったとしても、
職人堅気の祖父がやりたくないことはしなかっただろう。
自分の子ども達のことを思い、地域のこと、学校のことを思うからこそ、役員を引き受けたんだろう。。
そんな祖父の優しさが伝わってきた。
親父、こんなことをしてたのかぁ。。
なんだか、いい事言ってるな。
オレ達は鼻垂らして遊んでただけだったから、親父がこんなことしてたなんて、、
知らなかったなぁ。。
気づかなかったなぁ。。
まるで子どものように、
照れ臭そうに笑う父の顔を初めて見た気がした。
お父さんのお父さんは、お父さんをちゃんと愛していたんだね。
人は自分が気がつかないだけで、
たくさんの愛情をもらって生きているんだ。
みんな、愛し、愛されて、
今、ここに生きているんだね。
そんなことを思った。
お父さん、良かったね。
そう私が言うと、
そうだな。。
普段は素直じゃない父が珍しくうなづいた。
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