確か3年前くらいに、まだバンコンのランドティピーに乗っている頃、冬キャンしたくてそれにはシェルターの中の暖房が必要でしょということで、スノーピークのタクードと悩みに悩んでコンパクトさから武井バーナー301aを購入した。
ネットとかで炎上のリスクがあるとか、それを回避するにはプレヒートしっかりやるとかはなんとなくわかっていて、あとはやっていればなんとかなるでしょみたいな感じで使い始めた。
そもそもそれが最初の間違い。
もともと自分の悪い癖で、説明書などほとんど見ずにフィーリングで使い始めてしまう。
なんとかなる事の方が多いのだが、今回のように遠回りしてしまうことも少なくない。
第一の間違い プレヒート用のノズルを加減して開けていたのでどっちに回すと閉まるかわからずに解放したまま使っていた
これでススだらけになった。
第二の間違い 正常の状態がどんなものかわからず使い続けた
これでおそらくいろんなところがおかしくなった
岩屋キャンプ場でイマイチだったあと、再度ネットなどで正常な状態ってどんなものか?正しい使い方はどうなのか?再確認した。
まず、使い方の所では、燃料8分目、ポンピングをしっかり行う、プレヒート中はノズルを目一杯開ける、もちろんしっかりプレヒート
正常な状態って、ゴオーという音とともに外ホヤから青い炎が出て、赤い炎は基本上がらない 青い炎が目標だ。
内ホヤ外ホヤが赤くなるのは異常で、内部が延焼しているためなので、その場合は一度消してすぐに外ホヤの所から火をつける、などなど
そのため、まずポンピングは空気入れで行う事にし、圧力ゲージも取り付ける事にしてすぐにポチった。
次に部品も交換する事にして、ノズルと針付きギアをポチっと
2月15日に本来はソロキャンデビューを波戸岬でする予定だったが天気が良くないので取りやめて、武井バーナーのメンテナンスに時間を使う事にした
まずは空気入れをつなぐためポンピング部分の部品を空気入れタイプに交換して、燃料注入口部分に圧力ゲージを取り付けて火をつけてみる
まあ圧がキチンとかかるようになっただけなのでダメ 炎は赤い
次はノズルと針付きギアを変えてみようと考えたが、針付きギアがうまく噛み合わない
製品にばらつきがあるためこういう事もたまにあると、これもネットにあった情報
とりあえずノズルだけ交換してやってみたが、やはりダメ ゴオーという音も一定でなく、ゴオーオンオンと不規則な音だ
もはやこれ以上どうしようもなく、再度ネットを見回る事に
そしてやっぱり針付きギアも変えようと再度ポチッと
それからネット情報で内ホヤ外ホヤも替えてみると良いとあったので、これもまたポチッと
プレヒートの部分のカップが歪んでいるように見えたので、力任せに調整しようと思ったが もう一人も僕が待て待て待てぃと
全てやってダメなら考えようと 変になって取り返しがつかなくなっては困る
まあ、もうこの頃には武井バーナーに修理に出す覚悟は出来ていたが(笑)
ほとんどの部品が入荷待ちで時間がかかり、部品が揃ったのが、くにみオートキャンプ場へ行く直前
キャンプ場での空いた時間でやってみようと考えた
まず新しい針付きギアを交換してみる おっ今度は噛み合う
でも赤い炎がメラメラ上がり、火の様子は変わらなかった。
そして内ホヤ外ホヤの交換 これでダメだったら武井バーナーに修理に出そうと決めていた
そして。。。なんということでしょう ゴオーと安定した音とともに青い炎が外ホヤから
これが正しい形 これが正常な武井バーナー
嬉しかった 自分が悪いんだけどここに到達するするのに数年かかった。
これからも正しく大事に使うよ武井バーナー
ノズルも針付きギアも多めに買っているが、内ホヤ外ホヤも早速追加でポチった
交換部品を持っていることが安心につながる
冬が終わろうとしている時期で、必要な時期には間に合わなかったが、冬は来年もやって来る
この経験を来年に生かしたい
ほんとはこれも写真付きでビフォーアフターを残しておきたかった 言葉だけだと分かりにくい
今後の糧としたい
#キャンプ用品 #武井バーナー
