元々今日の退院は予想されていたけれども、
午後の退院を想定していたので、朝早いうちに病院からお迎えをお願いしますと
連絡が入った時には準備もしていなかったので、ちょっと焦った。
でも少しでも早く状態を見たかったので、取るものも取らない感じで出かけた。
病院に着くと自分の声が聞こえたあたりから、フニャフニャ言い出したのが聞こえ始め
自分のところに連れて来られた時には本当に嬉しそうで、
エリザベスカラーをつけているので、アプローチが難しいながら 笑
一生懸命顔を舐めようとして、自分が着けていたマスクすら外そうとしたり
しばらくは興奮状態だった。
おとなしくお利口にしていたと聞いていたけど、彼女なりによそ行きの振る舞いで
慣れない環境の中、結構我慢していたんだろうなと感じた。
帰りの道中、そして家についてしばらくは、ちょっとでも離れるとひんひん鳴いて、
ベッタリとくっついて甘える状態だった。

病院でつけてもらったエリザベスカラーはエレンにはちょっと大きくて、
その重さを小さな体では支えきれず、普通に歩こうとすると下の部分が床に擦れる感じで、
まず帰って来てトイレに行こうとしていたけど、わずかな段差に引っかかって、
トイレを推して行き、トイレに乗れなかったり、別のトイレは押せなくて、乗れなかったり・・・
水を飲もうとしても引っかかって押して行き、壁に水入れがぶつかってようやく飲めるような状態だった。
なので急いでエリザベスウェアに変えて、家で過ごしやすくしてあげた。

以前手術した時に買ったやつだけど、以前はなぜか忘れたけど使うことはなく、
今回初めて使用したが、エレンが大きくなったのかちょっと小さかった。
なのでワンサイズ大きなものをAMAZONでポチった 笑
明日には届くだろう。
今回姑息的な手術ではあったが、一番大きなところは5cm位の傷となり、
それ以外に1cm位の傷が4ヶ所
麻酔の状態が良かったとの事でシコリを5つ全て取っていただいた。
この標本を全て病理に送って確定診断となる。
癌であることは覚悟しているが、僅かな希望で良性であって欲しいと願っている
とりあえず今は気疲れからか、ずっと寝ているが、ご飯もしっかりと食べ、
ご褒美もいつも通り要求してくるので、一安心だ^ ^
おそらく一緒に過ごす時間は限られているだろう。
エレンともちろんカノンもそうだが、共に費やす時間を大事にして、思い出を残したい。
まずはエレンの元気な生還を、心の底から喜びたい。