;
ドサッと掘り上げたタケノコにワッとたかるハエの大群は何処にいたんだ、さぞかし旨いんだろう、移動しても樹液がこぼれた最初の場所に群れ帰ってくる、
雨水で頭からバシャバシャ洗い包丁を突き刺し手早く皮を剥ぐ、縦に真っ二つ、次々寸胴に入れポリタンクの水をコラショと流し込めば縁スレスレまで浮かび上がった、

寸胴の底をメラメラ舐め上げる炎が熱くて近寄れない、耐火レンガにして正解だ、
それでもイリヌカの黄色い泡が揺れ出すまで
1時間ぐらいかかったか、
こうして、取れたてを閉じこめたプルプルのタケノコはそれぞれの家に散ったわけだが、
我が女房の天ぷらは絶品で、その独特の甘味は思い出す度ゴクッと喉がなる、感謝を込めて新鮮より味付けだと書いておきたい、

靴を脱いで歩けるようになった平らに、ニョキッ出たタケノコは可愛らしくも憎らしい、
いよいよここまで延びてきたか、蹴り倒す前に撮りました、
;
柔らかなお茶の若葉は太陽に照らされ黄緑に透き通ってたまらない、前からお茶にして飲んでみたかったが、
高級な新茶の味をいただける一心の2時間は壮絶だった、
始めは火が強すぎて黒く焦げた葉をつまみ出した、
仕切り直して軍手をはめシチュー鍋をかき回す、新聞紙に広げ揉んで水分を飛ばす、これを繰り返すのだが、もう用無しとは言え、火口を跨いでるから堪らない、、腰を引けば、かき回せない、
一心に摘んだ時間とアソコが熱くて止めたい、が交差する地獄の作業は生まれて初めてだった、
初物だから仏さんに供た、女房と顔を見合わせ呑んでみた、
何と、不味い、これはお茶じゃない、、
お茶を入れる前、新茶の香りがあまりしないねの言葉が
胸を突く、
ネットの情報しかり、やってできないことはない、
ほんとうだろうか、、。