我先にと太陽に伸び上がる雑草の生存競争を凄いと見るか、テリトリーや生える順番を協力し合ってるなぁと見るかは、その時の心持ち次第だ、
ただ不思議なのは、去年まで続いたカラスノエンドウがほとんど生えてなく、黒い鞘を見つけ、あっと気付くくらいだ、
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畝より通路を選んだ大根と白菜が、たわわに種を付け弓なりに垂れ一生を終わろうとしてる、大根はイノシシに蹴飛ばされ折れて茶色に地を這ってる、
交配したろうが、それでも良い、この力強い種は俺が生きてるかぎり続くことが何より嬉しい、

頑固さが立ち止まり、菫の、つかまり立ちのような気ままさが先行する俺は、また鉈と斧の柄を作り直した、
夢中になると道具の限界を超える力を加減できない馬鹿な俺だが、まぁ、面倒がることは一度も無い、造作が好きとは言え我ながら出来がいい、何度も手に取っては振り回し打ちつけてみる、
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宇宙人が一杯いるねトム爺、と、もう少し大きくなった菫はきっと言うだろう、、今年も甘い香りで、茉莉花が咲いてくれました、

赤マムシだ、珍しい、まだ子供で15センチ、15ミリくらいだが、とぐろを巻き、スマホが近づく度に飛び付いて来る!、逃げないところはさすが毒蛇だ、ブレた以外、指先を噛まれなかった唯一のギリ写真だ、

「今日、子供だけどマムシがいたよ」、とスマホを女房に見せたら、ヤダーと吠えられた、
虚弱体質だったガキの頃、裂いたばかりのマムシの心筋が白っぽく、ピクピク動いてるのに呑まされたっけ、内臓をスプーンで焼き、染み出た油をオロナイン軟膏に混ぜたり、炙り揉みフリカケにした黒い粉が、白飯に蒸されて異様に生臭かったことも、いろいろ想い出すと、なかなか寝付けない、、
首を切ってしまったが、赤マムシだし、焼酎漬けにすればよかったなぁと後悔しても、もう遅い、
まぁ、親がいるだろうから、今度は空の一升瓶を用意しよう、
卓袱台に親父がゴトンと置いた、揺れるマムシの向こうに俺の目が覗いてる、、。