
やっぱり無理だったか、もしかしたら若葉をつけた部分だけでもと期待したけどな、、
黄緑の若葉が茶色に変色してきた早生蜜柑の老木を擦ると幼い頃を思いだす、、
家族4人で消毒だ、合羽を着た親父が噴霧器で、お袋と俺と弟は消毒液の入った木桶のポンプをギコギコ代わり番こに押している、
始めの笑い声はどこえやら、なかなか終わらない辛さにベソをかき出した、
もう少しだからねとお袋に励まされ泣きながら,ぶら下りながら押してたなぁ、、
この文章を書いてると、アチコチからその頃のシーンが鮮明に飛び込んできて思わず口が開いて空を仰いだ、
そして、これから頼むよと深緑の大豆程の実を付けた幼木の頭をなぜた、

やられちゃったけど毎年のこと、小鳥の仕業だ、鳥籠に水と一緒に差し入れる美味しい小松菜である、我ときて遊べや親の無い雀とまでいかないが、ミカンを全部収穫せず何個か残してやる感じかな、
辛抱辛抱、覗くと茎の間から新しい青葉がのぞいてますよ、、

俺はこの裏切られた瞬間が快感だ、春大根がいつの間にこんな所に、種を蒔いた所が駄目で 自分の生きたい場所に芽吹く行為は、そうかそうかと話しかけたくなる、
葉を喰う虫は生命力が衰えてる草を狙うと言う、俺はこの数カ所しか喰われてない綺麗な大根になりたい、、。