コンテナの中から、眉をしかめ、蒼白くカビた甘夏をヌルッと掴んだ、
その胞子を吸わぬよう、息を殺して一個ずづそっと一輪車に積む、
これまで200個くらいは畑に捨てた、いや、戻したろうか、
奇跡のリンゴに習い、年々土が良くなってる様子は、鋭かった酸っぱさが柔らかく、
甘味に旨さが加わり、腐りも早いことで解る、
タッパウエアを冷蔵庫から出し、中の冷たい房を摘まんで口にほうばると、
ジュワーッと奥歯に滲みて、酸っぱくて甘くて、たまらない!、
寝る前でも、下痢してもいいから、たて続けにホウバリたい衝動に駆られるが、
四つ食べて蓋をした、
それなのに、これに砂糖をかけて食べると、笑って話す女房が何とも憎たらしい、
でも、考えようで、この貧しいシンプルな味覚を持つ俺は、親に感謝してもいいだろう、
そして、何時の日か「酸っぱくて美味しい天国の甘夏」でいけるかも、、

さあ、梅雨をどう過ごすのがベストだ、
小屋の修理は、屋根のペンキ塗りと床張りが完了した、
ただ、竹を張る前の外壁のペンキ塗りが梅雨前に終わらなかったその訳は、
フフッ、敷いた新聞紙の上に広がるのは、ライ麦の穂です、
でも、乾燥前にカビそうで、ビクビクしてる、

地盤改良の目的だけで、収穫してみようとは考えてもみなかった、
だから、生まれて初めて作る麦ご飯は、さぞかし旨いだろうとワクワクもんである、
それに、「貧乏人は麦を食え」の池田隼人が、偶然にも、この天国に近い場所の別荘で
闘病生活を送ってた昔話も思い出せた、
種を蒔けばその夜に雨が降り、ペンキを買えば次の日が晴れだ、
探してた手鎌を枝の又に差したのは誰だ、梅雨の晴れ間に青梅を見つけ梅酒の瓶を覗き込む、
空の上で、二人が舌打ちしたり、喜んだりしてる、、。
その胞子を吸わぬよう、息を殺して一個ずづそっと一輪車に積む、
これまで200個くらいは畑に捨てた、いや、戻したろうか、
奇跡のリンゴに習い、年々土が良くなってる様子は、鋭かった酸っぱさが柔らかく、
甘味に旨さが加わり、腐りも早いことで解る、
タッパウエアを冷蔵庫から出し、中の冷たい房を摘まんで口にほうばると、
ジュワーッと奥歯に滲みて、酸っぱくて甘くて、たまらない!、
寝る前でも、下痢してもいいから、たて続けにホウバリたい衝動に駆られるが、
四つ食べて蓋をした、
それなのに、これに砂糖をかけて食べると、笑って話す女房が何とも憎たらしい、
でも、考えようで、この貧しいシンプルな味覚を持つ俺は、親に感謝してもいいだろう、
そして、何時の日か「酸っぱくて美味しい天国の甘夏」でいけるかも、、

さあ、梅雨をどう過ごすのがベストだ、
小屋の修理は、屋根のペンキ塗りと床張りが完了した、
ただ、竹を張る前の外壁のペンキ塗りが梅雨前に終わらなかったその訳は、
フフッ、敷いた新聞紙の上に広がるのは、ライ麦の穂です、
でも、乾燥前にカビそうで、ビクビクしてる、

地盤改良の目的だけで、収穫してみようとは考えてもみなかった、
だから、生まれて初めて作る麦ご飯は、さぞかし旨いだろうとワクワクもんである、
それに、「貧乏人は麦を食え」の池田隼人が、偶然にも、この天国に近い場所の別荘で
闘病生活を送ってた昔話も思い出せた、
種を蒔けばその夜に雨が降り、ペンキを買えば次の日が晴れだ、
探してた手鎌を枝の又に差したのは誰だ、梅雨の晴れ間に青梅を見つけ梅酒の瓶を覗き込む、
空の上で、二人が舌打ちしたり、喜んだりしてる、、。