今更感もありますが。
90歳でした。
ひとりの人の人生が終わる、というのは、とても不思議なもので。
人がなくなるといつも、その人は幸せだっただろうかと考えるんですが。
祖母は、昔から「おばあちゃんは本当に幸せ、1番幸せだと思うよ」とよく言ってたから、きっとその点は大丈夫だと、ホッとしてます。
祖母がなくなってから振り返る度思うのは、本当に素敵な人だったな、ということ。
私にとっての「いい女」はおばあちゃん。
綺麗で、茶目っ気があって、抜けてるところも、ちょっとワルイとこもあって。
舌をペロッと出したいたずら顔とか、皆で集まってる時ふと目が合うとウインクしてくれた顔とか。
苦労した人だけど、感謝の気持ちを持ち続けてる人だった。
ありがたいね、と良く言う人だった。
小さい頃、親戚の家でおばあちゃんの誕生祝いをした時、孫から花束を受け取って、「幸せすぎて涙が出ちゃう」と言うおばあちゃんをみて、素敵だな、と思った。
私もそんな風に生きたいな、と。
時代も時代だったし、心臓に病気があったから色んな制約があったと思うけど、実はボクシングとかサスペンスとかジェットコースターとかが好きだったから、時代と体が許せば闊達な人だったんじゃないかな。
生まれ変わったら健康な体で自由に飛び回ってほしい。
そして、今度は友達になりたいな。
お葬式のとき、お坊さんが、ぜひ故人のことを思い出してあげてください、と言っていて。
人は2回死ぬからと。
1度目は亡くなったとき、2度目は忘れられたとき。
正直聞いたことある話だな〜なんて思ってたんだけど、続きがあって。
「思い出も、いいことばかりではないと思います。でもそれも、その人が精一杯生きてきたからこその、証なんです」
と言ってて。
それは、救われるような話だな、と思いました。
私も、母を少し許せるような。
そんな気持ちになりました。
8月は色々と、考えさせられることがたくさんあって。
また追々、書いていきたいと思います。