今更感もありますが。

8月に、祖母が亡くなりました。
90歳でした。

ひとりの人の人生が終わる、というのは、とても不思議なもので。

人がなくなるといつも、その人は幸せだっただろうかと考えるんですが。

祖母は、昔から「おばあちゃんは本当に幸せ、1番幸せだと思うよ」とよく言ってたから、きっとその点は大丈夫だと、ホッとしてます。

祖母がなくなってから振り返る度思うのは、本当に素敵な人だったな、ということ。

私にとっての「いい女」はおばあちゃん。

綺麗で、茶目っ気があって、抜けてるところも、ちょっとワルイとこもあって。

舌をペロッと出したいたずら顔とか、皆で集まってる時ふと目が合うとウインクしてくれた顔とか。

苦労した人だけど、感謝の気持ちを持ち続けてる人だった。

ありがたいね、と良く言う人だった。

小さい頃、親戚の家でおばあちゃんの誕生祝いをした時、孫から花束を受け取って、「幸せすぎて涙が出ちゃう」と言うおばあちゃんをみて、素敵だな、と思った。

私もそんな風に生きたいな、と。

時代も時代だったし、心臓に病気があったから色んな制約があったと思うけど、実はボクシングとかサスペンスとかジェットコースターとかが好きだったから、時代と体が許せば闊達な人だったんじゃないかな。

生まれ変わったら健康な体で自由に飛び回ってほしい。

そして、今度は友達になりたいな。

お葬式のとき、お坊さんが、ぜひ故人のことを思い出してあげてください、と言っていて。

人は2回死ぬからと。

1度目は亡くなったとき、2度目は忘れられたとき。

正直聞いたことある話だな〜なんて思ってたんだけど、続きがあって。

「思い出も、いいことばかりではないと思います。でもそれも、その人が精一杯生きてきたからこその、証なんです」

と言ってて。

それは、救われるような話だな、と思いました。

私も、母を少し許せるような。

そんな気持ちになりました。


8月は色々と、考えさせられることがたくさんあって。

また追々、書いていきたいと思います。