そこには古い民家が映し出されていました。
昭和のおばあちゃんちを思い出させるような雰囲気のおうちです。
子供の自転車なども写っており、子供がいることを思い浮かべるような民家でした。
ここに旦那が??
もしかして友達かもしれない。
その地域の近くに友人が住んでいるのは知っていました。
その友人の家であって欲しいという願いばかり。
その後数日間、探偵さんが毎日の行動パターンを連絡してくれました。
毎日その民家に高速道路を利用し帰り、朝からまた高速道路に乗り仕事に向かう毎日。
その間にも遊びに行っているのか、出かけている様子や、野球の試合や練習に行っている様子が伺えました。
その頃人生においてどん底にいた私。
毎日病院で点滴を打ってもらい、ご飯もろくに食べれず夜もなかなか寝つきが悪かった日々が続いていました。
そんな中、探偵さんから今日は野球に行っています、今日は買い物に行かれているようですと連絡が入る度に、私の心は掻き乱されていました。
こんなに私は死ぬことしか考えられない毎日なのに、なんでそんなに楽しそうに生活してるの?
わたしとのことなんて何も考えてないの?
もう離婚した気持ちでいるの??
家族にも八つ当たりをしてしまう毎日。
辛い、死にたい、消えたい、そんな言葉は口にはしなかったですが家族には伝わっていたと思います。
そんな日が続いた頃、探偵さんが
「毎日同じ家に帰宅しています。
本当はこんなサービスすることは
少ないのですが、私は黒だと思うので
調査員に家の前まで行かせましょうか?」
と仰ってくれました。
嬉しい気持ちと、それ以上に不安な気持ちがありましたが、有り難くその好意を受け取ることにしました。
そしてその家の前についたと連絡がありました。