毎日の眺めの中から -63ページ目

もういいわ



今月の 28、29日は、休みをもらったんだ、

パパの祥月命日だから、小樽いかなきゃ。




と、つき始めに旦那に言った私。


あぁ、そっか ちょうど第四だしな、わかった



という返事だったから、

当然 小樽に行くつもりだった。



さっき 28日、小樽天気いいかなぁ


といったら



28? あ、俺も島牧いくからよ、調べてくれ!



??? 島牧? はぁ?


28日、小樽にいけないの?


え? 俺、島牧に釣りだ



バチ当たれ!!



おまえなんか


ダイッキライ! !




仏陀の教え




ガンですよ と告げられて


あははは!ガンだってえ!わっち、ガンなったべさぁ!


と言い 笑える人なんかいるだろうか?


私もだが 大抵 頭の中が真っ白になり


なにかを考えているようで、なにも考えられず


何をみても 何をしても

まったく なんの感情もなくなり

自分の体はどうなるんだろう?

死ぬの? いつ?

今はいや! やることやってない!


など 泣いたり 落ち込んだり

人がいないところでは 気がおかしくなるような感覚になる。



のが 普通だ。


でも ガン と言われたからには 私は、死ぬことを切り離せない と思い



納得できるように 勉強しようと 仏陀の教えを読み始めた。



悟りたい



悟れたなら



死を受け入れ


慌てず


騒がず


静かに


その時を迎えることができるだろうと そう思った。


理解をするのには あまりにも偉大すぎて



聖人君子じゃなきゃ 無理かな。


でも 教えの中に


なんにも悪いことしてないのに、なぜ自分は 運が悪いんだ! と嘆く人がいる

たしかに悪いことは、してないのだろう、だが、良いこともしていないのだ。

とあった。


良い心を持ち、良い行いをすれば、良い心になり、良い行いをするようになる。


あぁ そうか と思った。


私は 自分では、良い心を持っていったつもりだったが


そうではなかったのだ。


だから 私の生活は

不安定で お金に苦労して

すべては 私の悪い行いが原因だったのか


今からでも遅くはない


考えを改め 良い心を良い行いを


人を恨まず 妬まず


常に 回りに目を配り 気を配り


…………………



出来そうにない?




ソウイウモノニワタシハナリタイ



宮沢賢治の アメニモマケズ

の最後の言葉だ



まだまだ 悟れないこの
我が身。



早く悟れるように



ワタシハナリタイ

父の日



明日は父の日ですね。


私には、もう 父がいませんから、


父がいるみなさんは、

後悔しないよう 父の日をお祝いしてください。



照れ屋の父は


おー ありがとな!


と、私たちが持っていったビールや、孫たちが書いた似顔絵を渡しても

そっけなくいっていた


あとから 母に聞いたら


孫たちが書いた似顔絵をみて


絵の才能がある! 美術大学に行けるぞ!
と、涙目でいっていたそうだ。


次に実家にいったら、 壁に絵が貼ってあった。


9日が誕生日だったから、
いつも まとめてしていた。


娘に


父の日だとさぁ~

なんかしてやるの? と聞いたら


父? どこにいんの?

いるのは パッパラパぁ~な親父だけじゃん!


ですって。


母親の資格もないけど


父親の資格もないんだわ

私ら(笑)