1/17は久々に笹塚ファクトリーに行ってきました。
男おいらんで通った懐かしい劇場。
twitterの評判が良かったからめっちゃ楽しみにしてました。
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『あなたの命は本物ですか?』

一人の高校生ボクシングチャンピオン。
その彼に密かに想いを寄せる少女
過去に娘を亡くした一人の刑事

そしてある日突然流れるニュース
そこで伝えられる驚愕の催し物
翌日行われるのは、本物の人間であるかの
全国民調査。

もしも突然大切な人間を失ったらどうしますか?
涙を流して悲しみますか?
少しでも早く忘れて生きていきますか?
その選択肢のどちらを取ることも出来なかった
何組かの男女の物語。

千秋楽を観てきましたが、序盤から泣いてる人がいて、泣けない自分にちょっと戸惑いがありましたが、ラストには涙、涙でした。

吉田宗洋さん演じる健二は、口は悪いけど
友達想いの高校生。
ボクシングのライバルでもあり、恋のライバルでもある柊向(ひなた)がアンドロイド、通称レプリカと知り、酷い事を言ってしまう。
宗さんがジャイアンって言ってたけど
その通りのキャラでした。

高田さんは、生きたいと願い、助けたいと懇願されたもうすぐ死にそうな患者をレプリカ化する医者。大月先生は本当は神様だったんだよね。
そのラストに感動しました。

娘を亡くした刑事役の沖野さんもステキでした。
自分も同じように願い、レプリカとなった娘が
恋をして、結婚したいと言い出した。
アンドロイドだから結婚しても幸せにならないと思った上倉刑事は自ら通報する。
それがきっかけで、検査が行われるようになった。

レプリカでも生きて欲しいと願った家族。
自分がレプリカと知って、初めは戸惑いながらも
最後には感謝していると言う柊向を見て
どんな姿でも生きて欲しいと私も願うだろうなと
思ってしまいました。

たくさん泣いて、感動した舞台。
観れて良かった!