私は今日、ブログを始めた。
私の生涯で感じたことを残しておきたいのだ。
先日、私は直島を訪れた。瀬戸内海に浮かぶ、人口約3000人の小さな島だ。ここはアーティスティックな島として知られている。かの有名な草間彌生氏のカボチャのアートもある。モネの睡蓮も飾られている。
私はこの旅の間、さまざまな素敵な出会いがあった。
防波堤で釣りをしていたおじさん、島の両端にある二つの港それぞれで会った。
豊島に向かう船の従業員、気さくにお昼ごはんの話をした。
豊島行きの船に乗船していたポーランドのアムステルダムから観光をしにきた夫婦、私たちのお洋服を褒めて写真を一緒に撮った。自国に帰ったら服好きの娘に見せるそうだ。
小学校の横を通った時には、校舎の中から女の子が手を振ってくれた。
自転車を借りた時には、彼女がべっぴんさんだからと言ってサービスしてくれた。
宇野港近くのホテルに泊まった時には、スタッフがたくさん気さくに話してくれた。ホテルの前にあるどらやきが大好物らしい。
ここでの時間はなんだかのんびり、ゆったりと過ぎていった。それはきっとまちの心温かさによるものなのだろう。
この景色、またいつか会う日まで。次はどんな顔をしているのだろうか。




