こんばんは☆
愛知小牧市のセレクトショップtomteひよこ店長こと松永トモコです♫
昨夜は、小牧市のお隣り江南市までひとっ飛び
繊維専門商社、タキヒョー株式会社10代目社長 滝 一夫氏の講演会にお呼ばれ参加させて頂きました!
実は、このタキヒョーさんはトムテを開業する前に両親が営んでたベビー服企画製造メーカー時代のお取引先様。
もう小さい頃から耳にして来た企業名です。
タキヒョーさんの全てが分かるHPはこちらから↓↓↓
http://www.takihyo.co.jp/business/profile/
元々は和装からスタートされた事業を、先代がそれぞれ時代の先を読み取りながら行動、実践を繰り返し新しい風を吹き込み、結果洋装へと大きく転身され、さらに事業を海外に向けて拡大。
現在では10代目の社長業を引き継ぎ、日本を代表する長寿企業として名の知れた会社のトップとして、邁進してらっしゃるのが滝 一夫社長。
そしてなんとお父様は、私も大学生の頃大好きで良く着ていたあの一世風靡した海外ブランドを立ち上げ成功された方という事をこの日知りました!
そんな滝社長の今回のお話は、会社の実績や規模、経営のノウハウではなく、江戸時代から265年続く先代から脈々と継承されたお商売の哲学。
その中で私の心に残ったのは「人ありき」という言葉。
人を見て、人と繋がり、人の話をしっかり聞く。全うに人と付き合い、当たり前に人と向き合う。
沢山の人の意見を聞き、時に反対意見も受け入れ、相手の言ってる事が正しいと思ったのならそれを拾えばいい。
そして人を優遇し、人を育て、会社を作って行く。
そこにはどんなお商売でも業種でも、1人歩きする物ではなく、まずは人を大切にする事を根底にするという当たり前の様で忘れがちな大切なメッセージが隠されていたんです。
伝統を引き継ぎ、歴史を繋ぎ、それを背負うという重さは私にはとうてい想像が出来ない事。
ですが、この言葉から、自分さえ良ければいいという儲け主義では、きっとここまで続かなかったであろう経緯は私にもたやすく想像が出来ました。
そしてどんな大企業だって、どんなに小さなお店だって「人」という観点は普遍的なんだという事も。
当たり前の哲学を継承し、どんどん新たな営みも続けて行くその姿勢からは長寿、老舗と言われるお店や企業は常に変化をしていて、変わらないというのは、実は変わり続けて行く事だという側面もここで見えて来ました。
謙虚に、丁寧に、正直に。
嘘のない商売を。
滝社長は、締めくくりにこんな言葉を残されました。
自分のお店は小さいからと言って、この一連のお話を単にスケールが大きいだけと受け止めるのではなく、自分のお商売や自分の立場にどう当てはめて行くのか。
改めて自分の立ち位置を見直すきっかけとなった、とても素晴らしく貴重な講演会でした
そうそう!
この日判明した事がもう一つ↓↓↓
社長の名前がまさかの父と同じというのも、何かのご縁を感じた私です!
そして最後に、講演を終えられた滝社長を捕獲しての突撃ツーショットも大成功!!(笑)