先日、人生初めてストリップを見に行ってきましたGO

 パリの3大ストリップと言えば、

  ・Moulion rouge http://www.moulinrouge.fr/

  ・Lido http://www.lido.fr/

  ・Crazy Horse  http://www.lecrazyhorseparis.com/

ですが、今回はCrazy Horseに行く機会に恵まれました。


 大好きな吉行淳之介や開高健の小説やエッセイにもストリップのことが書かれていたので、どんなところなんだろうか、と興味はありましたが、同僚に誘ってもらい、行って来ました。

 調べて初めて知ったのですが、場所はなんと!


 12 avenue George V 75008 Paris 


 George Vと言えば、超高級ホテルで有名ですね。今はたしかフォーシーズンズかな?

 帰任時に是非、泊まってみたいです狙う

 

 場所からも分かるように、ストリップとは言っても、日本で言うところの風俗とはちょっと違うんですね。

 しばしばパリのストリップは、”裸の芸術”と言われていますが、それが果たして”男の言い訳”なのか本当に層なのか、確認してみましたかつや(眼鏡)

 

 MetroのAlma Marceauの駅を降りて、Av.George Vを歩いてすぐの右側にあります。

 お店とお店の前の木々が真っ赤にライトアップされているので、すぐに分かります!  

  
パリ駐在日記~Festina Lente~


 僕たちの席代はシャンパン付きで155ユーロでしたが、ステージ斜めでステージから10mくらい離れたところでした(金色の彫像の真ん中がステージです)。

 ステージ、会場ともに思っていたよりは小さいかったです。

 席の前には簡易テーブルが備え付けられていて、そこにシャンパンが冷やされた状態で置いてあり、飲みながらステージを鑑賞できます。
パリ駐在日記~Festina Lente~

 ステージは19:00開演で21:00終演の約2時間弱、プログラムは数分/編のショート劇×15編位から構成されています。

 プログラムの半ばには、ストリップではなく、影絵劇とマイケルジャクソンを風刺した劇が行われ、皆さんには好評でしたが、僕にはマイケルジャクソンの劇は、何か人種差別的なモノが感じられて、笑えませんでした。影絵のステージはとてもすばらしかったです。

 

 で、肝心のストリップの感想は?

 「イイモノミサセテイタダキマシタ」

と言う感じです。

 すばらしいプロポーションの女性たちが、しかも全員ほぼ同じ身長、同じサイズ?笑で揃っているのです。

 台詞はないのですが、凝った振り付けで、練習は大変だったろうな、と感心しました。

 正直言って、あの劇を見てムラムラっとは全く来ませんでした(期待もしていませんが、笑)。

 ”裸の芸術”と言うと、聞こえは良いですが、まあ、当たらずとも遠からずと言った感じです。芸術というか、お芝居に近い感じがします。


 でも、もう一度行ってみたいか、というと、、、???です。155ユーロは高いです。

 日本からのお客様へのナイトライフの提案としては、とても良いと思うけれど、自分のライフスタイルに取り入れられることはないような気がします。

 ストリップに来て、なぜかしらオペラ座にお芝居を見に行ってみたいと思いました。

 フランス語分かりませんが爆

 


 

 

僕は日本にいるときには、ほとんどワインを飲みませんでした。

ごくごく稀に、たとえばクリスマスとか、誕生日とか、結婚式などのお祝いの席で頂く程度で、常日頃から飲み親しむアルコールではありませんでした。どちらかと言えば、ジントニック、ドライマティーニ、ソルティードックなどのジン、ウォッカ系のドライなお酒が好みでした。


が、しかし、、、ここはフランス、ワインのお国。


僕の大好きな今は亡き日本を代表する小説家である”開高健”が愛してやまなかったワインに挑戦してみようと思ったのです。開高健が言うには、味を理解するには、とにかく安酒をたくさん飲むこと、と書いてあったことを思い出し、早速最寄りのスーパーへ。

そこで驚いたのは、安いワインは3€くらいからあるんですね。もちろん高いのは天井知らずですが。

そこで買ってみたのが、

CH Les Barthes Bergerac 2008

たしか5€くらいだったと思います。決め手は何やら賞をとっていること、笑。素人には参考になります。

パリ駐在日記~Festina Lente~
Bergerac 2008


これはね、びっくりしました。香りはあまり立たず、色は透き通るようなルビー色で決して濃くはないのですが、味はすっきりとしている割に水っぽくなく、しっかりとしたボディーをもっていて味を楽しめるけれども、後味すっきりしていてグビグビ飲めてしまう、どんな料理にも合いそうなワインでした(全くの素人の感想です)。

それにしてもこんなにも美味しいワインが5€で買えるというのは驚きです。

しかしながらその後、毎日1本ずつ他のワインを飲みましたが、このワインが一番美味しかったので、僕にとってもはこのBergeracがmeetしたのかもしれません。


しかしながら、さらに、、、


お正月に一人寂しくパリにいる僕のことを気遣って頂いた、やはり一人寂しくPauという街にいる知人(知人と言っては怒られますが、ここは完全にprivateな場なのでご了承いただくとして)が、地元の美味しいワインを飲ませてくれるというので、遙々遊びに行ってきました。

Pauはフランスの最南端に近く、スペインとの国境に近い小さな街ですが、ヘンリ4世誕生の地として有名です。

写真はヘンリー4世が生まれたChateau de Pau。

パリ駐在日記~Festina Lente~
Chateau de Pau 


僕が行ったときは大晦日ということもあってか、街一番の繁華街、クレモンソ広場(Place Georges Clemenceau)には、ステージが設けられて、演奏会が開かれいました。

また流石はFashionの国、フランスです。Pauはとても小さな街ですが、服屋さんがとても多く、ZaraもH & Mもありました。驚いたことに、小さなラファイエットまでありました、驚。


パリ駐在日記~Festina Lente~
Clemenceau広場でのステージ


で、その晩、僕が日本食材店で買い込んで持参したちゃんこ鍋をつつきながら、知人ご自慢のワインを飲ませて頂きました。その名も


CH Bouscasse 2006


Madiranという地区のボルドーを代表するワインです。

これには本当に驚きました。

香りの立ち方、口に含んだときのまろやかさ、ふくよかさ、何て言ったら良いんだろうか、芳醇さというか、兎に角、今までのワインとは全くの別次元でした。

僕が今まで飲んでいたワインも決して不味くはありません。5€とお値段は安いですが、好みの違いはあれ、どれも美味しく一人で1便飲んでしまうくらい美味しいワインばかりでした。

が、しかし、このBouscasse、おそるべし。

デキャンタをした後などは、それはもう、お花畑が目の前に広がっていきます。そんなステキなワインです、僕にとっては。

でも、30€近くします、汗。

だから毎日のテーブルワインというわけにはいきませんね。


パリ駐在日記~Festina Lente~
CH Montus 2006 と CH Bouscasse 2006


写真はCH Bouscasseと同じワイナリーで作られているCH Montus 2006とご紹介したCH Bouscess 2006です。

Montusはまだ飲んでいないので、何とも言えませんが、トム・クルーズが自家用ジェットで買い付けに来るというワインですから、栓を開けるのが今から楽しみです。


さてさて、このワインをいつ、どのように飲みましょうか?笑

 パリは昨日、今日と久しぶりに晴天に恵まれました。
 雨や雪の日は汚れるのがイヤなので、履けなかった白いパンツとClarksの薄茶のデザートブーツを履いて、自宅の周りを散策しました。
 
 自宅から歩いて30分くらいのところに、テニスで有名なローランドギャロスがあります。
 もちろん今はオフシーズンですが、15€でローランギャロス内の見学ツアーと博物館を見学できます。
 僕が行ったときは、ちょうどフランス語によるツアーが始まるところで、受付のお兄ちゃんに「はじまっちゃうから早く!」と言われて、走って見学ツアーの最後尾に追いつきました。
 見学ツアーは、プレス会場からロッカールーム、トレーニングルームを見学して、最後にPhilippe Chatrierコートを見学します。時間にして、30-40分くらいです。
 興味深かったのは、ロジャー・フェデラーはいつもNO.201を、ラファエル・ナダルはNO.159のロッカーを使うと言うことです。
 ナダルはとても験を担ぐ選手で、靴は左足から履く(右だったかな?)とか、コートのラインは踏まないとか、ボトルの置き方にもとても気を使う様子が、テレビでも見られます。
 一方、ロジャー・フェデラーはいつかのインタビューで、「僕は験を担がない」と言っていたように思うのですが、ロッカーのNO.は決まっているようです、笑。
 ロジャー御用達のNO.201のロッカーはロッカールームに入って、すぐの右側にあります。入り口に近くて、使いやすいからでしょうか、笑。
 また、女子の名選手だったステフィー・グラフはNO.19のロッカーをずっと使い続けていたので、ローランドギャロスの計らいで、永久欠番(?)となり、今はNO.19のロッカーはありません、驚。NO.18の次はNO.20 になっています。さすが全仏を6度優勝しているだけはあります。
 ロッカールーム、トレーニングルームは、世界三大トーナメントにしては質素な感じがしましたが、普段は入ることができないので、ファンにとってはうれしいですね。
 僕もロジャー・フェデラーのファンなので、ここに彼が居たかと思うと、やっぱりうれしい気持ちになります。
 是非、来年はフィリップシャトリエコートでロジャーの活躍を見たいです!
 ロジャー、がんばってね!!

パリ駐在日記~Festina Lente~
雪に覆われたPhilippe Chatrierコート

パリ駐在日記~Festina Lente~
ロッカールームからPhilippe Chatrierコートに行く途中の壁に書かれたロジャーのサイン