マチガッタに働いて


1ヶ月が経ち・・・。

なみは、看板娘として

常連客に愛されていました。

いつものように、お店で働いていると

「いらっしゃいませ。」

「あ・・・。」

そこには、

旅に出るキッカケをくれた

旅人がいました。

「久しぶりだね。」

「ここで働いているのかい?」

「ユフィさんとは、知り合いだけど」

「歌でも認めてもらえたんだね。」

「自分の目は狂ってはいなかった・・・。」

「自分もここの常連だから。」

「ちょくちょく来させてもらうよ。」

「そう言えば、名前を言ってなかったね。」

「『さと』と言います。」

「これからもよろしく。」