なみは、
落ち着きを取り戻し、
自分の旅での出来事を
ゆっくりと語り始めました。
・・・。
・・・。
・・・。
「それは、災難だったね。」
「ここで良かったら、いつでも食べにおいでよ。」
「ここには、面白い奴がイッパイ集まって来るから。」
なみは、
その言葉に救われました・・・。
そして・・・。
なみの髪の色が、
黒から美しいピンクに変化したのです。
なみは、
久しぶりに唄いたい気持ちが高まり、
「歌を唄わせてもらいたいんだけど良いい?」
「喜んで。」
「でも、いいのかい?」
「歌に関しての評価は厳しいよ。」
なみは、
ゆっくりと歌を歌い始めました。