★スーパースタリオンGT2インプレ★ | 友蔵FREEDOM★PAPA BASSER STYLE★

★スーパースタリオンGT2インプレ★

皆さま、こんばんは~(^_^)v

 

それでは、昨日にアナウンスしましたカレイド・スーパースタリオンGT2のオカッパリインプレを書きたいと思います。(かなり長くなるので、お時間がある時にどうぞ~。)

 

尚、あくまで友蔵個人が感じたインプレですので、その点は、ご理解下さいませ。(ロッドのフィーリングって、人それぞれな部分がありますからね・・・)

 

やはり、未だに元祖カレイド・スーパースタリオンに根強い人気があるみたいで、昨日、アナウンスしました質問受付ですが、7人の方より質問がありました。

 

重複していた質問も多かったので、それらを踏まえながら、友蔵が感じたインプレを書いたと思います。



 

まずは、このカレイド・スーパースタリオンGT2の基本スペックから、再確認です。

 

ブランクスは、トレカT1100Gを100%採用と言う、まさにモンスターエンジンが心臓部に備わっています。

 

ガイドは、すでに生産終了が発表されている古の大口径オールダブルフットLNチタンガイドに、これまた古のSICリングが搭載されています。


 

更に、7フィート1インチというロングロッドに、僅か9個のガイド数と言う、時代の反逆児・・・。


 

グリップは、コルクセパレートが採用されていますが、今後、大幅な変更も考えられる為、今回のインプレでは、グリップ部分に関するインプレは割愛させて頂きます。


 

今回、オカッパリで組み込んだセットアップは、以下の通りです。


リール:RevoエリートIB(6.4:1)

ライン:東レ/エクスレッド16ポンド

 

昨日、ご質問を頂いた中に、「元祖カレイド・スーパースタリオンとの重量差は、どれ程ありますか?」と言うものが数件ありましたので、自宅にあった簡易計量器で測定してみました。

 

元祖カレイド・スーパースタリオンは、約148gとなっています。


 

そして、気になるカレイド・スーパースタリオンGT2ですが、約124gとなっています。


 

この軽量化は、グリップ部分の差から来ているものと思います。(グリップに変更が入るかもなので、この重量は、あくまで参考と思って下さい。)

 

ちなみに、搭載したRevoエリートIB(6.4:1)の重量は、約210gとなっています。(エクスレッド16ポンド50m巻き含む)


 

と言う感じで、概要的な感じは、以上となります。


 

昨日もアナウンスしましたが、このタックルセットアップで、投入したのは、ご覧のルアー達です。

 

①バスロイド

②アンドロイド180

③バスロイドJrTPD&DSF

④アベンタ

⑤アベンタRS

⑥ベルリネッタ2

⑦3/8ozモグラジグスイミング+5インチパワーゴビィ

⑧3/8ozマムシジグ+ブシドー

⑨10g&13gメタルクロースピン

⑩攻速ピラーニャ

⑪IKクランク180&250

⑫IKクランク200Wモザイク

⑬ステルススイマー&チビルススイマー

⑭3/8ozモグチャmonster&5.5ジャバシャッド

⑮5/8ozゴブリンジグ+ブシドー

⑯ダイナゴン4インチノーシンカー

⑰10g&22gビフテキの4インチモジャオ

⑱アライブチャター70(7g跳ねエビ仕様)

⑲3/8ozモジャオヘビキャロ

⑳1/2ozイントルーダー

 

ここから、その使用感について、詳しく見て行きましょう(^_^)v

 

【持ち重り感はあるのか?】

元祖カレイド・スーパースタリオンに、リールを付けて持ってみると、ややズシリと来ますよね?

 

ロッド自体の重さも軽量化され、バランスも取れているスーパースタリオンGT2なので、リールを付けて持った際、ビックリする程の軽さとシャープさを感じます。

 

元祖スーパースタリオンに慣れた人であっても、その持った感じの軽さにはビックリされると思います。

 

しかし、シャープだけではなく、ルアーが乗ると、独特の「むっちり感」は、備わっていました。

 

【キャストフィールは?】

トレカT1100Gをハイテーパーに締め上げてますので、必然的に、ファーストアクションになります。

 

このトレカT1100Gの反発力が恐ろしい程にあるので、そのヘッドスピードたるや、異常な程に早い・・・。

 

その為、ティップにルアーのウエイトをしっかりと乗せた上で、そのウエイトが乗っている分を考慮し、リリースポイントを適確にしないと、「スコッ!」と抜けた感じになってしまいます。

 

しかし、トレカT1100Gの特性を理解した上で、しっかりとキャストすることが出来れば、それはもう爆発的な飛距離が出ます( ̄□ ̄;)!!

 

ちゃんと計測したワケではないので、定かではありませんが、元祖カレイド・スーパースタリオンとの比較で、同じルアーで、約1.2倍は、飛距離が出ていると感じました。

 

グランドコブラの様な肉厚レギュラースローのローテーパーと比べると、ややキャストには慣れが必要かも知れません。(慣れてしまったら、難なくキャスト可能です!)

 

【上限ルアーウエイトは?】

この前は、バスロイドが投入した上限ウエイトだったので、3.3ozまでは余裕でした。

 

但し、グランドコブラみたいなロッド全体で力を発揮する肉厚レギュラースローなローテーパーではないので、4ozとかは、少々無理が出て来る様にも思えました。(サイドキャストなら大丈夫かも?)

 

【下限ルアーウエイトは?】

先程も書きましたが、ティップにしっかりとルアーウエイトが乗らないと、上手くキャスト出来ない為、その下限は、3/8ozかなと感じました。

 

まぁ、7gとかでもコツを掴めば投げれますが、気持ち良く使えるのは、3/8ozが下限かなと。

 

この観点から見ると、上記使用ルアーの中において、以下のルアーを投げるには、ややコツが必要と感じました。

 

⑨:10gメタルクロースピン

⑪:IKクランク180&250

⑱:アライブチャター70(7g跳ねエビ仕様)

 

アンダー3/8oz以下のルアーは、無理にスーパースタリオンGT2に任せなくとも、そこは、スタリオンGTや、コブラGTに任せればOKだと思います。

 

【感度は?】

ああ見えて、元祖カレイド・スーパースタリオンの感度も相当高かったですよね?

 

当然、このスーパースタリオンGT2の感度も十分に備わっていました。

 

50m近くフルキャストした先で、10gビフテキのモジャオでボトムを探った際も、明確な振動を手元まで伝えてくれました。

 

元祖カレイド・スーパースタリオンより軽量化されていますので、縦捌きも横捌きも、抜群にやり易かったですね。

 

【巻きの感度は?】

肝心要の巻きの感度ですが、大口径オールダブルフットLNチタンガイド9個乗せの恩恵を受け、太くて甘い振動を伝えてくれました。

 

すでに満足行く領域ではありますが、更に深化することが出来るのか!?と感じる部分もあるので、追加のテストを待ちたいと思います。

 

基本的に、16ポンド以上の太いラインを多用する琵琶湖の巻きの釣りでは、この大口径ガイドが役に立つので、琵琶湖で巻きの釣りをされる方には最適なロッドだと思います!

 

【パワーは?】

この前は、バスが釣れなかったので、フッキングパワーと曲げた時のリフティングパワーに関しては分かりませんでした。

 

ただ、元祖カレイド・スーパースタリオンの猛烈なフッキングパワーとリフティングパワーを知っているので、トレカT1100Gの強靭さを考えると、1.5倍はパワーアップしていると思います。

 

このスーパースタリオンGT2の前身モデルだった、プロトAモデル(ほぼ同じ仕様)については、昨年の晩秋に、小南さんと琵琶湖でテストした時に、50UPを釣りました。


その際に感じたことは、遠方でヒットしたにも関わらず、強烈なライズアップでも、瞬時にフルパワーフッキングさせることが出来たので、感心しました。

 

フッキング後、琵琶湖の50UPが、40クラスの引きに感じる程のパワーがありましたね。

 

今後、オカッパリテストを重ねて、どんな状況、どんな立ち位置でも、難なくフッキングを決め、難なくランディングすることが出来るのかを確認したいと思います。

 

まぁ、元祖カレイド・スーパースタリオンで、すでに難なくクリア出来ていますので、その正常進化版のスーパースタリオンGT2なら、言わずもがなですが・・・(笑)

 

と、取り敢えず、ファーストインプレは、こんな感じですが、質問を頂いた方から「となると、グランドコブラって必要なんですかね?」と言われました。

 

確かに、適用ルアーウエイトは被る部分が多いですが、そこは、ツインピークスです。(今江さんが例え話で使われていたので、マネしました)

 

ツインピークス=2つの最高峰ですね。個人的には、ローテーパーの最高峰がグランドコブラ。ハイテーパーの最高峰がスーパースタリオンGT2かなと。

 

後は、それぞれ個人の好みの問題かと思っています。(友蔵は、ハイテーパーロッドが好きなので、どうしてもスーパースタリオンになってしまいますが・・・)

 

まとめますと、このカレイド・スーパースタリオンGT2は、時代の反逆児ではありますが、元祖カレイド・スーパースタリオンの正統なる後継機種であることは、間違いない事実です。



 

今の時代に、真正面から戦いを挑む反逆児ですが、元祖カレイド・スーパースタリオンを溺愛している方々にとっては、震えるほどの感動を与えられるものと思います。(実際、友蔵がそうでしたからね)

 

元祖カレイド・スーパースタリオンと同様、取り扱いには、ややコツが必要な部分はありますが、理解して使えれば、それはもう最高の相棒になると思いますヾ(@^▽^@)ノ

 

今の世に問う、カレイド・スーパースタリオンGT2。

 

【スーパースタリオンを超えるものは、スーパースタリオンでしかない。】

 

引き続き、オカッパリテストを頑張りたいと思います。

 

そうそう!フィールドで友蔵を見掛けられた方やスーパースタリオンGT2に興味がある方は、声を掛けてもらえれば、試投出来ますので、宜しくお願いします(^_^)v