11月28日(土)
今回の野焼き支援ボランティアの場所は、高森町の「小倉原牧野」です。
「おくらばるぼくや」と呼ぶそうです。
自宅を06時30分にスタートしました。
南阿蘇方面から見た阿蘇五岳です。高岳の山頂部は白いですね
8時30分集合で、8時到着しましたがともあきがラストでした
このボランティアは皆さん集合が早いんですよ
さらに道路をあがって駐車して、用意します。
気温5度寒いです。風もありますね。標高780mほどですね
今回のメンバーは12名で2つの班に分かれます。
最初にこの斜面から輪地切り(防火帯)開始し、刈取りした
牧草を下へ落とします
今回は、ボランティア体験のボランツーリズム参加者の方々が
我々が刈った草を中央部に集める「草よせ」体験です。
若い女性、大学生の男子、大学女性教授など多士済々ですよ。
つぎの場所に我々だけは移動しました
このボランティアのいい点は、珍しい風景に出会える事です。
らくだ山やビジターセンターがかなり下に見えます
九十九折みたいな道路がおもしろいですね。
手前の急な坂を下りて行きます
午前中が終わりました。10:30~12:00までの体験ツァーの
皆さんのあいさつがありました。
大学生の彼からは「若いので簡単と思ってましたが、かなりの重労働
でびっくりしました。ボランティアの皆さんはすごい!」
熊本市内から参加の女性は、大分の竹田市や湯布院から参加されている
ボランティアさんがいるのにびっくりしました等の感想でしたよ。
本日はお弁当とお茶の支給がありました
高森町なので、雪をかぶった祖母山も見えましたよ
午後は最大の急斜面の輪地切りと草よせですが急斜面だけに
慣れたボランティアさんが草刈り機であとの方はは草よせです
すごい斜面を現地牧野の組合長を先頭に降りて行きます
午前中の作業した斜面が反対側から見えましたが、かなりの斜面でした
こちらの斜面の草寄せも大変な作業でした
午後の急斜面も無事に輪地切りと草寄せも終了しました
午後3時、全員で引き揚げます
現地牧野からは組合長と長老の二人参加でした。この広い牧野を
管理、維持していくのは大変だろうと思われます。
長老が「(人数がいないから)わしは、死ぬまで働かにゃいかん」
とポツリと話された言葉が、じーんと残りましたね。
また長老から「来年の野焼きにも是非応援に来てほしい」と依頼
されたので、ボランティア全員から必ず来ますと返事しました。
8時30分~15時まで、今日はハードでした(笑)
温泉券と牧野から「いちごを持って帰って」と言われて頂きました
感謝されて、充実感のある1日でした。
体験ツァーの方から、「阿蘇の草原を守るのはいかに大変かが
よーくわかりました」と感想がありましたが、こういう体験を
通じて理解者が増えるのはいい事ですね。
根子岳山頂も白くなってましたよ