11月12日(木)

臨時でのボランティア募集があり、日程も空いていたので参加しました。

最近、遠ざかっていたので久しぶりの参加ですね。1日の記念事業に参加

   してみて大切さに再度気づいたみたいですね。

       自宅を朝出発して、大分に近い根子岳北側のふもとに集合しました。


やはり阿蘇は寒いですね。この日はカルデラ内の朝の気温は8度だった
みたいですが、風が強くて山の中なのでさらに寒く感じますね。
今日はボランティア9名と地元牧野さん2名での作業ですね。

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ここで、簡単な説明ですが、

野焼きをするために樹木などに延焼しないように防火帯を作りますが

この防火帯の事を輪地(わち)と呼びます。この輪地のおかげで野焼き

の飛び火が森に飛ばないようにします。下の写真では赤色の丸い内側です
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風が強すぎるので輪地焼きはやめて、輪地に積んである牧草を左右に
分ける「草寄せ」作業に変更になりました。急斜面を登りながらの
作業です。じっとしてると寒いので皆さん体を動かします。
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風のない斜面側で少しだけ「輪地焼き」しますが、あまり燃えません。
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つぎの斜面に移動します。ここも急斜面ですね
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輪地焼きはうまくいきませんね。この急斜面の登り降りは当然滑ります。
私は古い登山靴を使ってますが、他のボランティアさんはスパイクつきの
地下足袋なんですよ。何でも急斜面で滑らないとか。でも一番すごいのは
地元牧野の方ですね。何と長靴ですよ慣れてらっしゃるんですね。
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また、つぎの場所に移動してきました。一番上から作業しながら降りてきました。
降りるだけだからいいけど、もう一回登れと言われたら大変です(笑)
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だんだんと先が細い尾根の輪地になりました。根子岳がきれいに見える
場所ですが、ガスで何にも見えませんね。時折、鹿の甲高い声が聞こえます
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午前中の作業が終わり尾根での昼食です。限られた者だけの絶景を
眺めながらのランチですよ。お天気だったら最高でしたが…。
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細い尾根を歩いてきました。遠くから見るよりも広かったです。
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振り返ると、作業してきた輪地がきれいになったのが見えます
今回のボランティアさんもいい方ばっかりですね。遠い方は
福岡県筑後からの参加との事、早朝出発お疲れ様です。
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さて、今日の一番の急斜面が出てきましたよ。何と先頭の方は
急すぎた角度で見えません。ころんだらどれだけでも落ちそう
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下から見ると、急角度がわかりやすいですね
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急斜面での作業も終了し、降りてきた斜面の角度を見ると
登りたくありません(笑)
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無事、作業も終了して集合場所に移動です。移動の途中で見た
「人面岩」ですが、いかがでしょうか?
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この牧野組合さんでも高齢化、人員不足は深刻なようですね。
阿蘇の草原を後世に伝えていくためには微力ですがお手伝いを
しなければいけませんね。牛さん、馬さんにご挨拶して帰ります
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最後に、ボランティアには温泉券が配布されます
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思いがけなかったのは、地元牧野(ぼくや)さんから
りんごとキウイを頂きました。有り難く頂きました。
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日頃の運動不足で多少筋肉痛が出そうですが、心地よい筋肉痛です。

今回、新車コペンで参加されてるボランティアさんとも久しぶりの

再会でした。ボランティアの皆さんは本当に純粋でいい方ばかりです



尾根の一番高い所で昼食となり、組合長さんが弁当を車に置いていて

なかったので、まわりの皆さんからおにぎり1個あげると何人もの方

が申し出られましたよ。取りに行けないくらい高いところでしたから。