今更あまり話したくもないし、思い出したくもないが、門馬道場は数年前に極真関連の商標法違反の疑いで民事と刑事で訴えられたことがある。

結果は、民事は門馬道場の完全勝訴、刑事は不起訴で終わった。単一道場として極真関連商標裁判で完全勝利は後にも先にも門馬道場だけだと思う。


正直、裁判中はかなりキツかったし、いっそ、こんなゴタゴタな極真の世界からはもう離れようと思っていた。ただ、裁判に負けて極真の看板を降ろすのは自分の過去まで否定される様で悔しいので、裁判で勝ってから極真を辞めようと思っていたが、私が裁判中、あの大石代悟範士でさえ「もし門馬が負けたら、皆んなで胸マークは「総極真」に変えてやって行こう」と仰って下さったその恩義に報いる為に、結果的には今でも極真の看板を掲げている。


極真にしがみつく気など毛頭ない。今の時代、極真の名前で人が集まる筈もなく、元々、極真はカッコ良さの象徴だったが、現在、多くの全国の師範・先生方はブタみたいに太って動けなくなっている。

なので、空手なら門馬道場だけのブランドで十分なのだが、生涯武道を追い求める私としては、今でもスパッと蹴り一発で絶対的な説得力のある大石範士がいる極真だからこそ継続している。


そして、大石範士は共有という形ではあるが、極真関連の商標権者である。その商標権は、総極真の代表として、稽古集団として集まった会員の皆んなを守っていく為だけに保有しているに過ぎず、誰かを排除する為に保有している訳ではない。

(本来、商標権は他人に使用させない為だが、過去の極真関連商標裁判の判決は、個人または一法人での独占的所有は権利の濫用となる)


先に述べた様に、私も商標権関連でイヤな思いをしたので大石範士の考え方には大いに賛同するが、最近、もう片方の商標権共有者が、その商標権を盾に他人を排除しようと蠢いている。

(この商標権共有の関係者は、昔、極真商標関連でA.MやK.Oに散々責められイヤな思いをされてきたのに、結局同じ事をしている)


法人名を総本部でもないのに「極真会館総本部」としたり、統一してないのに「極真統一全日本大会」と謳ったり、商標権は共有なのに「極真関連商標は(一社)極真会館総本部の登録商標です」みたいに、さも単独で所有しているかの様な表現の数々。


呆れて空いた口が塞がらない。


なので、以下に正しい情報を挙げます。




https://www.sokyokushin.net/wp/wp-content/themes/sokyokushin/img/trademark.pdf