『口も出す

手も出す

大きな愛』




自分が親になってからは



口を出してはいけない。
手を出してはいけない。



そう、自分に言い聞かせ
見張っていました。



全然それができずに



小言をいい
見てられなくて
手を出して



子どもとぶつかり



腹はたつし
イライラするし


後で冷静になったら
今度は安定の自己嫌悪。



自分が子どもであった時の
記憶、思い出を
思い起こせば起こすほど



同じことをしてはいけないと
自分で自分を縛っていました。




口を出すのも
手を出すのも
親の愛だとわかっていても



それを「ダメだ」としている時は
ずっとずっと
苦しいまま
イライラしたまま
怒りん坊のままでした。




口を出すのも
手を出すのも


私の中に
深い深い大きな愛があるから。



生命を投げ出してでも
守りたい存在がいるから。



その、自分の中にある
怒りん坊の自分とは真逆の
大きな愛の存在を


きちんと自分で受け入れた時




口を出すこと
手を出すことを
許可できた気がします。



そしたら不思議と
口を出すのも
手を出すのも
次第になくなっていきました。




私の愛情を
別の形で表現するように
なりました。





『手を出すのも
口を出すのも
大きな愛』



ほんとにね。
わかっていてもね。




自分が子どもの立場でいる限りは
ずっと子どもの視点で
被害者として
生きていただろうと思う。





今日もよき一日となりますように。