こんばんは。

心屋認定心理カウンセラーいとうともよです。

 

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私、いとうともよってこんな人♪

 

 

先日、新感線の『メタルマクベス』

観てきました。



知人からチケット

譲り受けたので(ラッキー☆)

次女さんと2人で

行ってきました。







本日は思う存分

感想ぶちまけますよー。

興味のない方ごめんなさいね。



まずですよ。

「IHIステージアラウンド東京」

(あ、これ、劇場ね。)



私初めてだったんです。



客席が動く。

舞台が動く。

映像あり。

舞台上に川流れてる。


等など、前上演作品の

『髑髏城の七人』を観た

仲間の話を聞いて

こりゃ、行かないとあかんわねー。

と思っていたのだけれども。



そもそも

劇場入った時点で

なんか違う。



空気が違う。



劇場の空気が

ちょーーっと違う。

なんというか、、、、



「サッカースタジアム」

の様だった。



これからゲーム始まるのですかっ。



という、なんとも言えない

今までの劇場の雰囲気とは

ちょっと違っておりまして

始まる前から

非常に楽しみになりました。



客席までの廊下も

スタジアムのコンコースを

歩いてるような。

そんな感じ(笑)



スゲーな。

ステージアラウンド。




でね。

『メタルマクベス』の感想。



もー時系列も関係なく

ガンガンいきますけれども。




私、恥ずかしながら

新感線の作品

いのうえひでのり氏の作品

初めて拝見しました。



私が新感線を知ったのは

高校生の頃だけども

すでにその頃は

大阪で大劇場に発展されていて



チケット取るのも大変で

本拠地大阪だし

結局、新感線には足を踏み入れることなく

私の演劇人生を一旦閉めましたので

一度も観劇することなく



その後、テレビ、舞台等で

活躍されてる数々の方々を

(舞台観たかったなぁーー)

と、なんとなーく思いつつ眺めていて

あまりよく、知らない。




ので、よくよくご存知の方が

この記事を読んだら

「何言ってんだコイツ。」

となるかもしれないけど

御容赦ください。



大音量の舞台

マイク使用

掟破り

歌あり

ダンスあり

バイク乗り回す



叫ぶ。

役者、ぶっ壊れる。




そういうところが

「あ、つかさんの影響を

少なからず受けた方が

作ってるんだろうな」

と感じましたね。



つかさんの作品。



私がハマったのは

高校、短大時代。


「熱海殺人事件」

「幕末純情伝」

 

この2作品にどハマりしました。


平栗あつみさんバージョンが

一番安定感あって好きでした。



今はもぅ

つかさんの作品観れないから

こうして

つかさんを思い出す

あの空気を少しでも

感じることができる作品に

身を置くことができると



懐かしさと

よろこびと

うれしさがこみ上げる。



それだけで

私の魂がよろこんで

震えます。



なので、それだけでまず

行ってよかった。




それから、

めっっっっちゃくちゃ感動したのは

濱田めぐみさんの演じる

「マクベス夫人」




これはもぅ

ほんとに、ほんとに、ほんとーーーに。



彼女の演技を観れてよかった。

素晴らしかった。




圧巻。

あのマクベス夫人を観れたことが

今回の私にとっては

一番の収穫だった。





当分、ほかのマクベス夫人はいらない。

私、大満足してしまった。





あんな風に

私も演じたい。



そう思ったし

目標ができたし

やれるんだ。という

可能性が広がった。




この舞台、

第一線で活躍しているメイン役者さんが

自分と同年齢世代

もしくは、さらに上。



だからこそ、

ほんとに、ほんとに、

まだまだ、できる。、


体力、精神力。

ともに。


筋トレ、ヒーヒー言ってる場合ではない。



積み重ねてたら

40過ぎても

50過ぎても

バイク乗るし

走り回るし

若者と同レベルで踊るんだ。



マジでそういう所に

感動したし、勇気もらってしまった。




あとね。



最終的にはこれ。


「やっぱりシェイクスピアってスゲーーーー。」



 これに尽きる。



私、つかさんの作品にはまって

その後、最終的には

シェイクスピアに落ち着いたのです。




シェイクスピアの作品を

どう演出するのか。

どの役を

どんな風に

どんな役者が演じるのか。



時代背景は。

国は。



設定から何から

好きに変えられる。




そして扱っているのは

普遍のテーマ『人間』。




その面白さにハマってしまった。




今回はシェイクスピアの

マクベスをベースに

宮藤官九郎氏の脚本で

昔に作られたものなんだけども



どの時代にあっても

どんなに強そうに見える

人間であっても



心の弱い部分って

変わらない。



人間の弱さ、愚かな部分は

国も、時代も、身分も関係なく同じ。

 

 


だから、どんなに舞台設定が

今の現実とは違っていても

王様の話しであっても



観るものの心に響く。



目の前の舞台の上で

悩み苦しむその人の感情は


自分の中にも

少なからずあるものだから。

自分と同じだから。



もぅ後半はずっと

「シェイクスピア、すげーーー。」

何度も何度も感嘆の嵐。

心の中で叫んでいた。



久しぶりに

いろんな刺激をたっくさん受けて

ヘロヘロになって帰ってきました。



ざっくり上演時間は4時間!!



観る方も体力がいる。

役者さんは

これを連日。。。



頭が下がります。




そうそう。

劇場に足を運んでいた観客層が

やっぱり私と同世代からさらに上の

50代の人々がとても多かった。



若い人もいるけど

圧倒的に客層が上。



私はこの日初めての新感線だったから

今までの客層の変化は知らないけれど


なんていうか

若い頃に観ていた

いのうえひでのり氏の作品を

20年30年経っても観にきている。


そういう所にも

感動したなぁ。







折しも、池袋の東京芸術劇場では

野田秀樹氏の『贋作  桜の森の満開の下』

が上演される。



この作品も学生時代に

数回観にいったなぁ。。。

チケットとるの、大変だった。



毬谷友子さんの夜長姫が

やっぱり最高だった。



きっと毬谷友子さんも

ヤッバイマクベス夫人

やっただろうな。



なんて。

いろいろ昔と今を

行ったり来たりして

楽しい夢のような時間でした。






どうもありがとうございました!!