こんにちは♪
朝からスマホを見続けて
目がショボショボのともよんです。
 
 
ドキドキしつつ入る劇場。
通りすがる男性の存在にビクビク(笑)
スタッフなのか、お客さんなのか、その区別もつかない。
でもやっぱり救われたのは、
「飲み物はここで買っておいた方がいいよ~」とか
「トイレ、下にもあるけど女性は上の方がいいよ~」とか
そんなおじさんからの明るい声かけ。
 
緊張してる自分にとっては
そんな小さな情報の提供が、とっても安心材料だった。
 
劇場はすごくこじんまりとしてて、ステージがとにかく、とにかく
近い!!!!!
 
ふと座席を見たら、すでに荷物おいてあって場所とりされてる模様。
 
ゆりりんったら
「どこに座る~?なんなら一番前は?!」って!!
 
私、ムリ。
「私はいいです。でも、前がいい人はどうぞ遠慮なく行ってください。。。」
ってボソボソつぶやく。
 
でなんだかんだで2列目、ドセンターに座ってしまった。。。。。
 
始まるとなったら、心が落ち着かなくて
ミニタオルで口を押さえてました。
怖いのね、何が始まるんだか。すごく息苦しかった。
 
お昼間っからたっぷり3時間くらい
6人のお姉様が登場するらしい。
大丈夫か?そんな長時間。。。。。
ドキドキしつつ開幕。
 
トップバッターのお姉様。
なんだ?ダンサー?????
あれれ??
バレエをしっかり習っている完全なダンサーさんなんですけど。。。
クルクルくるくる、バレリーナのように踊る。踊る。
 
実は2日前に、私「ライオンキング」を観に行ってたんだけど
そのダンサーと何が違うの???
ダンスをしっかり学んできたのはよくわかる。
 
この方が、これから脱ぐのだろうか。。。。
 
すでに私の脳内「???」だらけ。
 
ダンサーさんだからね、体がキレイ。
キレイというのは、筋肉美のキレイね。
引き締まってそぎ落とされた、鍛錬された体の美しさ。
 
それとダンスの魅せ方。演出。
あっという間に、私はストリップじゃなくて
観劇スイッチになった。
だって前日は自分自身がミュージカルのお稽古で
全身筋肉痛だったし(笑)
 
すっげ~~~~。。。。
 
とステージに釘付けだったんだけど。
 
とうとうやってきました。これから脱ぎますタイム。
ぐへ~~。どうしよう。見ていいんだろうか。
ざわざわする。ひえぇ。。。。。。。
と、思っていたらさ。
ステージが回転するし、私たちの座ってる目線までステージ上がる。
か、勘弁してくれぇぇぇ。。。。(心の叫び)
 
ゆりりんが話していた通り、全部脱いで、足開く。
そしたらおじさん達、みんな拍手!!
拍手???
拍手!!!!
 
そうか、拍手するのか。
足をパッカーンってしたら、拍手するのねっ!!
 
って作法を知りつつ、拍手しつつ。
お姉さん、私とばっちり目線合わせて足を開く。
 
まず。お姉さんとあった視線を、下に持って行くことが出来ない。
(これ、見ないと失礼だよな。そのためにやってるんだもんな。)
とツイツイ相手軸で正しい行動を探る自分。
結局そのときは、視線をお姉さんのおまたに持って行くことできず
目をそらすこともできず、どうしたかっていったら私
目をつぶった。。。。。。
 
今考えると笑える。
 
その後、真正面からはダメだから、横から覗くところから始めました。(笑)
 
二度三度、見るとだんだん慣れてきて。
相変わらずタオルハンカチは口に当てたままだけど
ちゃんと見ることできた。
 
お一人ダンスが終わると、いったん記念写真の時間があるのね。
一枚500円で、好きなポーズで撮らせてくれる。
そのときになって初めて、お姉さんの声が聞ける。
お姉さん、みんなお若いのです。
そしてみんな可愛い。
普通の可愛いお姉さんで。ちょっとSキャラ混じり。
お姉さんと、お客さんとのやりとりが、また楽しくて。
 
お姉さんの普段の声を聴くと、ほっと安心する自分がいた。
 
これを6人分見る。6人!!!
6人のお姉さんが代わる代わる
いろんな演出や衣装で魅せてくれる。
 
 
後半は、心も体もなれて
口にタオルを持って行くこともなく
普通にリラックスして見ることができるようになってました。
 
今回学んだことの大きなこと。それは。
↓↓↓
 
人って、慣れるんだね。。。。。。。。
 
全体としての感想をまとめるとね。
 
・女の人の体はとっても美しい。
・エロい女性は美しい。
・男の人はエロい女性が好き。
・女性はエロくていい!!
 
↑↑エロ、全肯定!!!!
 
・いろんな形、色のいろんな性 器がある。
 
↑↑これはね、本当に行ってよかったことのひとつ。
よそ様の女性の性 器、見たことなかった。
人それぞれ、誰一人同じものはない!
みんな違っていて、ほんとにそれでいいんだなと実感した。
これはね本当に知った方がいいことだと思った。
 
男性は温泉なんかで人との違いを見ることが簡単にできる。
(前についてるからねwww)
でも、女性はそうじゃない。見えないからね。隠れてる。
 
旦那さんにそのこと話したら
「え?そんなの当たり前じゃん?
俺何度も銭湯とか入ってるからいろんなのがあるのは
昔っから知ってたけど?」って。
そう。男の人は当たり前に知ってることなんだ。
 
顔と同じで、みんな違うって。
 
でも、女性は知らない。これって大きな違いではないか。

 
 お姉様達は、髪もメイクも、衣装も爪も
とことん先の先まで、細かいところまで綺麗にしていた。
 
アクロバティックなポーズで静止して
ステージ回転していると、背中を流れる汗がまた美しくて。
 
ステージの明かりも、
女性の肌が美しく見えるための
照明を当ててくれる。
 
すごく綺麗だった。
 
女性の体は美しいもので
エロいのも美だった。
 
これ、人間の元々持っている欲望であり
こっちが当たり前の姿なんじゃないか、と思ったよ。
 
汚い、とか、隠すべきもの、とか、汚らわしい、悪いこと、というのは
後からつけられたもの、価値観、脳みそで考えられたもので
本来は、人は裸が好きで、自分を愛すること、欲情するのは自然なこと。
 
そんなことを感じた。
いや、それはセクシュアリティスクールを通じて知っていた。
けれど、それを今回は体感できた。
そんな感じだろうかね。
 
ストリップ鑑賞ツアーを自分に強行してから数週間。
 
旦那さんと一緒にお風呂に入るのがイヤじゃなくなって
お風呂に入る回数が増えた。
 
回数は問題じゃなくて、
私の中の「嫌悪感」が消えたのがとってもうれしい。
セクシュアリティスクールのことを旦那さんに話すのも
すごく抵抗があったけれど
それ以来、話すことができるようになった。
 
旦那さんに、ぶりっこすることも
甘えることも、肌をくっつけることも
できるようになってしまった(笑)
 
私はきっと「性に対する嫌悪感」
これを私は、どこかでどうにかしたい。と思っていたんだね。
今、それがペラペラと剥がれていってるのが、とってもうれしい。。
 
自分がそうなると、当然思春期の娘たちのことも
おおらかに見守れるようになる。
 
性に対する興味も、私はすごく「よくないこと」として
嫌悪感満載だったけれど
「それは人間本来の当たり前のこと」として
見守れる心の余裕が出てきた。
 
すごくいい体験をすることができたな、って思う。
 
ストリップのお仕事をしているお姉さん達の事情は知らない。
プロ意識をもって、誇りをもってなされているかもしれないし
事情があって仕方なく選んだ仕事なのかもしれない。
 
あちら側のことは、私はまったく存じ上げないけれど
昔っから脈々と、ストリップという文化は存在していて
平日のお昼間から、そこに集まった男性を癒やすお仕事があった。
 
そういう世界があったことを知ったのも
とっても私にとっては大きい。
 
知っていても、避けていた世界。
私にとって「ありえない世界」
のぞいてみたら、すごく楽になりました。
 
ストリップ鑑賞後のシェア会。
私、がんばった後だからか?いつにも増して肩があがってる(笑)
 
ゆりりん、開催してくれてどうもありがとう。
ともぴ、私の背中を押してくれてどうもありがとう。
あの日一緒に参加してくださった皆さま♡
お一人お一人のおかげさまです。
 
どうもありがとうございました!!!