観察ノートⅡ

観察ノートⅡ

自然観察の旅の記録

【2022年】
◇富士山麓・田貫湖キャンプ[5月25日] ◇宮城県栗原市・花山キャンプ[5月4日] ◇鎌倉 常盤緑地[4月23日] ◇秩父[4月13日] ◇入笠山[3月31日] ◇八ヶ岳山麓横谷峡[3月13・14日] ◇中禅寺湖畔半月山[3月10日] ◇西伊豆~南伊豆[2月20日] ◇赤城山[2月15日] ◇黒斑山[2月9日]
【2021年】
◇伊豆城ヶ崎海岸[12月15日] ◇西伊豆~浦島[11月28・29日] ◇富士山お中道[10月28日] ◇北アルプス白馬岳[10月14・15・16日] ◇那須岳 [10月8・9日] ◇三ツ峠山 [9月27日] ◇大磯高麗山 [9月21日] ◇南アルプス北岳 [7月29・30日] ◇尾瀬沼~燧ケ岳~桧枝岐村 [7月19・20・21日] ◇三浦半島③久里浜~馬堀自然教育園~横須賀人文博物館 [7月10日] ◇三浦半島②三崎口~江奈湾干潟~三浦海岸 [6月29日] ◇三浦半島①小網代の森~荒崎 [6月21日] ◇丹沢大山 [6月18日] ◇北八ヶ岳白駒池~渋川 [6月8・9日] ◇平標山~法師温泉 [6月1・2日] ◇丹沢~裏高尾 [5月12日] ◇奥鬼怒自然林 [4月26・27日] ◇秋川渓谷小坂志川 [3月16日] ◇富士山麓青木ヶ原樹海 [2月27・28日] ◇太平洋型ブナ林を見に行く_伊豆天城猫越岳 [2月18日]    
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2021年10月8日・9日
栃木県那須郡 茶臼岳付近

 

茶臼岳、朝日岳、三本槍岳の総称である那須岳は関東の北端に位置している。気候風土は東北に近く、標高は2000mほどしかないが、本来この標高に広がる亜高山帯針葉樹はほとんど見られない。およそ1800mくらいから高山帯のような景観となり、常緑の針葉樹林帯がほとんどないため、山全体が色づくかのような紅葉が見られた。

 

下山のルートはほとんど人がいなかった

茶臼岳をまわりこむように

絨毯のように続く紅葉

姥ケ平から茶臼岳をのぞむ

茶臼岳が最後に噴火したのは1963年

タカネナナカマド(?)

調べる

ハイマツと紅葉

クモマヒナバッタ(?)

山地帯の紅葉

オオカメノキ(?)

コミネカエデ(?)

調べる

ハウチワカエデ

下山

那須湯本 殺生河原

この後割れてニュースになった殺生石

強伝地蔵

民宿松葉

夕食

天然水を使った松葉水晶というお菓子

濃厚な共同浴場の硫黄泉 湯あたりする

日本ボロ宿紀行(テレビ東京)に登場した雲海閣 営業中

とちぎ霧降高原牛めし 1200円

2021年9月27日
山梨県都留市・南都留郡西桂町・富士河口湖町

三ツ峠山

 

三ツ峠山は富士山の裾野(最大直径約44km)をのぞむ古来からの信仰の山で、「三ツ」は三つの峠の総称、あるいはいたるところから湧き出るみつ(水)の豊かさ(水峠)を表しているなど諸説ある。三ツ峠山は、東西の日本を分ける地溝帯(フォッサマグナ)の中心近くにあり、太平洋側(南東側)からのプレートに押されて盛り上がった断層による山塊ということで、南東側は急斜面、北西側は緩斜面になっている。

 

山頂の標高は1785m。山地帯〜亜高山帯を歩く。

 

三ツ峠山の地質と植物

ヌメリスギタケ?

調べる 9月下旬、キノコ多い

シラヤマキク?

調べる

マムシグサ

晴れていれば富士山の長い裾野が見える(観光協会の写真から)

雨で何も見えない

ウメバチソウ?

湿った草地に生える

フジアザミ

三ツ峠山はクライミングの名所

センチコガネ

低山の湿った岩壁の、岩の隙間にたまった土や草木の根、

苔の中などに自生するイチョウラン

信仰の山らしく史跡が続く

三ツ峠山は奈良時代からの修験道の霊山

ヤマトリカブト

下山中に天候が回復したが、富士山はもう見えず

山祇神社

大月線


 

 

 

2021年9月21日

神奈川県平塚市・大磯町

高麗山〜大磯丘陵

 

神奈川県平塚市と大磯町に跨り、花水川の河口付近にある高麗山は、急速な隆起で盛り上がり続けている断崖崖であるという。断崖崖とは断層と断層に挟まれた地塊(地塁)が衣かつぎのようにひょっこり盛り上がったもので、高麗山の標高168mのうち120mは13万年間(1年で1mm:南アルプス3mm)で隆起したことがわかっている。
また、高麗山には海岸近くの低地帯本来の植生が残されており、「大磯高麗山の自然林」として神奈川県の天然記念物に指定されている。傾斜が急な斜面にはアラカシ(土壌が薄い乾燥した土地でも耐える力が強い)やスダジイが生え、谷筋にはケヤキ、ムクノキ、タブノキなどが多く見られる。いずれも原生林ということではなく、何度か人の手が入ったあとに潜在植生に戻ったと考えられている。
 

高麗山は平塚市と大磯町にまたがっている

大磯駅

花水川から見た高麗山

登山口の高来(たかく)神社

高来神社は高句麗からの渡来人に由来するとされる

湘南平へのコースは二手に分かれる。

男坂のコースはかなり急峻

アラカシ

スダジイ

イヌガヤ

高麗山の山頂は広場のようになっているが眺望はない

湘南平 海側を望む

平塚〜秦野方面を望む

楊谷寺横穴群

大磯周辺にはやぐらがいくつかある

梅めかぶとろろ冷やしうどん

アオバト飛来地の照ケ崎

5月〜10月の午前中、ピークは7〜8月

島崎藤村邸

吉田茂邸

サンフランシスコの方角を向く吉田茂像

 

 

2021年7月29日・30日

甲府盆地から御勅使川沿いに芦安温泉を越え、南アルプス登山口の広河原へ向かう道中は険しい。バスは、野呂川に深く刻まれたV字谷の斜面を走っているため、道路脇が目もくらむほど切れ落ちていてとてもこわい。

南アルプスまわりの巨大な山塊は、日本列島が東西斜め方向に圧縮を受けた際のシワのように盛り上がっていて、バスはまさにそのシワとシワの間を進んでいるということになる。

甲府駅から2時間かけて登山口の広河原に着くと標高は1500mあたり。北岳の山頂までは累積で2000mほど標高差があるため、下山の行程を考えると一気に山頂直下の山小屋まで登ってしまえば楽だと思ったが、一気に高所に行くと頭が痛くなる可能性が高いので、2200m付近の白根御池小屋を中継地点とした。しかし案の定、山頂に登ってから下山するのはとても大変だった。
北岳は北アルプスの白馬岳や北海道の大雪山とならび、日本で最も多様な高山植物が見られる山のひとつとされている。山頂に連なる稜線が南北に延びているため、冬の季節風が吹きつける西側の斜面と、風背地となる湿っぽい東側の斜面で植生ががらりと変わるコントラストが面白い。さらに、北岳を構成している地質は、砂岩や泥岩、粘板岩、チャートなどの堆積岩を中心に、石灰岩、海底火山由来の玄武岩などさまざまな岩石がメランジュ状になっているため、場所ごとの地質によって植生がくるくると変わる。

冬の高山帯の環境の厳しさ、その場所で植物が勢力を広げる戦略の違いを感じられる山だが、登山口が標高1500mなので、稜線までたどり着くのが大変である。

 

白根御池から草すべりを登るコースにする

灼熱の甲府駅

広河原に到着

白根御池までは延々と急登が続く。

亜高山帯針葉樹林の林床にはコケも笹も見られない。

(ヤマ)ホタルブクロ?

カニコウモリ

調べる

調べる

トリアシショウマ?

ハリブキ

オオシラビソ

シモツケソウ?

山地帯〜亜高山帯下部の湿った草地

沢のそばにクガイソウ

ソバナ?

白根御池 大樺沢の左岸に位置し、稜線から見て

風背地のがけ下のようなところに位置していることによる湧水?

モリアオガエルの声が聞こえる

テントを張る、天気が崩れてくる

キンポウゲ?

キオン?

エゾカワラナデシコ? タカネナデシコ?

ヤマハハコ?

駅弁を食べていると

豪雨になる

朝は白根御池小屋の弁当

草すべりをのぼる

大樺沢の雪渓が見える

マルバダケブキとダケカンバ

風背地の湿性草原

ハクサンフウロ

シナノキンバイ?

マルバダケブキ

コバノコゴメグサ?

調べる

雪の重みで湾曲したダケカンバ

イブキトラノオ

ツマトリソウ

タカネグンナイフウロ

ヤナギラン?

標高2890m付近

小太郎尾根の二重稜線。二重稜線の成因はさまざま。

なんらかの原因で左側の稜線がずれ落ちた。

稜線の細かな礫地

タカネツメクサとイワスゲ? ヒゲハリスゲ?

崩壊地や礫地に多いイワオウギ

ミヤマシシウド

調べる

オンタデ

北岳肩の小屋の先に北岳

うつむき加減に咲くチシマギキョウ

ミヤマシオガマ

ミヤマダイコンソウ

イワベンケイ ハクサンイチゲ

ハハコヨモギ

ミヤマオダマキ

北側のルートだと山頂までこわい箇所はない

北岳は山頂付近だけかたい玄武岩とチャートで急峻になっている

左側(西)は風衝地で土がむき出しになっている箇所が多い

右側(東)の斜面はしっとりしている感じ

南アルプスの山々は甲斐駒ケ岳と鳳凰三山をのぞいて

ほとんどが堆積岩とその変成岩からできている

さまざまな大きさの岩屑がまじりあい、土ができていく

南アルプスのバラエティに富んだ地質は植物の生育に適した

土壌をつくる

高山の岩場で夏をすごすイワヒバリ

大樺沢の雪渓が再び見えてきた

大樺沢二俣付近

1500m以上の山地で見られるベニヒカゲ

クロハナカミキリ

広河原に戻る

芦安の温泉ロッジでラーメンを食べ

甲府駅でステーキを食べて帰る

 

 

 

 

 

 

 

2021年7月19日〜21日
群馬県側の大清水から三平峠を越え、尾瀬沼を経由して福島県の檜枝岐村に抜ける道は、会津(福島)と上州(群馬)を結ぶ古くからの交易路であったという。

2000m級の山に取り囲まれた盆地の尾瀬に行くにはいずれかの峠を越えなければならない。尾瀬の標高は1500m〜1600mにあり、尾瀬に抜ける峠道にはどこもブナの林(峠付近では針葉樹林)が広がっている。
尾瀬沼から燧ケ岳に登る登山道は2つあり、ひとつは最初の登頂者である平野長蔵が切り開いたナデ窪。この道は沢筋を一気に直登するルートで、雪崩窪(ナデくぼ)の名の通り厳しいルートだとされる。もうひとつの長英新道は沢筋の斜面を横切るように登りながら尾根筋へと通じるルートで、困難な箇所はないが、水気は多く、森林限界ぎりぎりまでぬかるんでいる。
登山口からしばらくは林床にチシマザサが繁茂する針葉樹林帯が続き、3〜4合目あたりからダケカンバが増え始め、やがて森林限界にいたる。燧ケ岳は日本の垂直分布を典型的に表す山のひとつとされ、麓のブナ林から湿原を経て、亜高山帯の針葉樹林、ダケカンバ帯、ハイマツ帯、岩稜帯と見事に移り変わっていく。
燧ケ岳は約8000年前頃に山体崩壊を起こして尾瀬沼をつくり、約1万年前の最終氷期終了後に日本の気候が多雪化したことにより、尾瀬ヶ原を中心に泥炭が積もりはじめたと考えられている。
尾瀬の南側にあるいくつかの峠を結ぶ線は、太平洋と日本海の分水嶺となっている。

 

1日目 大清水から三平峠を越えて尾瀬沼へ

大清水の駐車場

みずみずしいブナ林

アオイトトンボ

三平橋、アキアカネ、ここから登山道

登るうちにダケカンバが増え、亜高山帯針葉樹林に変わる

三平峠 尾瀬に至る峠(南側)はどこも

日本海側と太平洋側の分水嶺になっている。

大清水から三平峠までの水は利根川に注ぎ太平洋側に流れ

三平峠から尾瀬沼に至る間の水は

尾瀬沼から只見川を経て日本海側に注ぐ

尾瀬沼に到着

モミジカラマツ

大江湿原

ニッコウキスゲとホソヒラタアブ?

ハクサンチドリ

ツチガエルを見つけたが逃げられる

オオマルハナバチ

ヤマオダマキと元長蔵小屋

尾瀬沼ビジターセンター 高層湿原ができるまで

尾瀬沼ヒュッテに泊まる

2日目 燧ケ岳から七入山荘へ

幻想的な浅湖湿原

翅が乾くのをじっと待つアキアカネ

林床にチシマザサが生える亜高山帯針葉樹林

ぬかるむ林内

ゴゼンタチバナ

ヤマナメクジ かなり大きい

4合目付近から尾瀬沼を眺める

アカモノ

コケモモ

調べ中

5合目を超えると森林限界ぽい風景になってくる

マルバダケブキ

みごとなハイマツ林と尾瀬ヶ原

ハイマツとシャクナゲ低木林の先に燧ケ岳

ハクサンシャクナゲ

キツリフネ?

ミネズオウ?

チズゴケ

燧ケ岳山頂

イワカガミ

眼下に熊沢田代

雪渓があり、この箇所はちょっと危ない

咲き乱れるワタスゲと高層湿原

鳥の羽のようになったチングルマの果実

バイケイソウ

ハナニガナ?

タテヤマリンドウ

ウラジロヨウラク

ヒメシャクナゲ

モウセンゴケに捕らえられたトンボ

サワラン

湿原中央の休憩場

調べる

さらに山を超えると今度は広沢田代がみえてくる

ハリブキ

素晴らしい池塘群

盛り上がったミズゴケとモウセンゴケの赤

水中に生き物は見えない

御池でカップラーメンを食べ

ブナ平方面へ ここにも湿原が

コオニユリ

ブナ平

みごとなブナ林

クマが冬をすごしやすそうな根上がり

予報通りかなりの雨が降ってきて30分くらいじっとする

山仕事で刻まれたナタ目?

七入山荘へ

檜枝岐の山里料理がとても繊細で美味しかった

網戸にコクワガタ

3日目 桧枝岐村を見学

朝ごはんもおいしかった

尾瀬沼に至る古道の入り口付近

山の神

桧枝岐村へ歩いてみる

板倉

縁切りで知られる板場のばんばさま

檜枝岐歌舞伎の舞台

年に3回公演するようだ

檜枝岐村には町中に奇妙な感じで墓地が点在するが

それはかつて、このあたりが人が住む集落の奥の果てだったからという

(後々道路の発達で、そこにも人が住むようになった)

昭和中頃の檜枝岐村、まだ秘境と呼ばれていた時代

山にこもって作業をするための小屋

木のヘラをつくったり、ゼンマイを干したり

恵みが豊かなブナ帯ならではの文化

檜枝岐名物のはっとう(餅) これもおいしい

 

 

 

 

 

 

2021年7月10日
久里浜から浦賀を経由して横須賀まで歩くと、三浦半島のデコボコ感がよく分かる。横須賀人文博物館の展示によれば、海側のプレートが沈み込む際に陸側のプレートに付加した堆積物が三浦半島の基岩となっていて、その後の隆起で約50万年前に海面上にでてきたのが三浦半島ということのようだ。堆積物が付加していく方向を考えると、半島の北西側が古く、南東側が新しいということになるだろうか。

久里浜から浦賀へ向かう道中には歴史を感じさせる街並みが残るが、歴史遺産の浦賀ドックまわりが野外ミュージアムなどに変わるらしく浦賀らしい風景がだんだんなくなってしまうのかもしれない。
浦賀から馬堀への道中には馬堀自然教育園という古めかしい自然観察路があり、スダジイやマテバシイ、タブノキなど、低地帯の自然植生が残されている。旧陸軍の廃墟などがあっておどろおどろしく、夏の照葉樹林は暑苦しく不快だということがよく分かる。現代では海沿いの低地は暮らしやすい場所だが、稲作以前の暮らしで考えると、常緑照葉樹林が広がっていた低地帯は非常に暮らしにくい場所だったのではないかと思える。
 

 

久里浜から浦賀を通り

馬堀自然教育園へ

戦時中に軍の施設として使われ、その遺構が点在していて

おどろおどろしい。尾根に向かって鬱蒼とした照葉樹林

モンキアゲハ

樹液が出ている木がありカブトムシがいた

横須賀駅裏の高台にある

横須賀市自然・人文博物館

2021年6月29日
三浦半島の南端、城ヶ島より東のエリアには広大な畑地帯が海に迫るように広がっている。城ヶ島大橋から宮川湾、盗人狩へは風光明媚な岩礁地帯が続き、剱崎手前の江奈湾には干潟がある。規模は小さいが、ヨシやアマモの群落、みお筋など、干潟の環境がコンパクトにまとまっている。このエリアを航空写真で見ると畑と防風林が美しい幾何学模様を織り成している。

 

車でないと行きにくいエリア

城ヶ崎を出発

宮川湾

スケールの大きい風景が広がる

三浦半島の南部は古い地層の三浦層群となっている

露出する地層の上に照葉樹林がのっかっている

干潟のある江奈湾

みお筋

泥はかなり深い 水鳥の足跡とウミニナ

葦原とアマモ

コメツキガニ

タイドプールにひそむハゼやスジエビ

剱崎灯台

間口漁港を通って

三浦海岸へ

 

 

2021年6月21日
三浦半島南部の三崎口〜小網代〜荒崎のエリアを歩いてみた。小網代の森は森から海へのつながりをコンパクトにまとめた模型のようで、木道がせまくて窮屈だが、最後に小網代湾に到達すると開放感が得られて気持ちがよい。小網代の北側の台地には畑がパッチワークのように広がり、和田長浜、ソレイユの丘あたりまで三浦半島らしい景観が見られる。武山駐屯地より北は殺風景で面白みに欠けるが、葉山にいたると三浦から湘南的な空気に変わる。
 

小網代の森から荒崎へ

小網代の森へ

海岸近くらしい照葉樹の森

小網代は森から海までの環境のミニチュアのよう

ベニシジミ

サラサヤンマ

ジャコウアゲハ

オオシオカラトンボ

半夏生の群落

海が近づいてくる

小網代湾

森からの水が海へ注ぐ

葦原

コメツキガニ

三浦らしい畑の風景

三浦スイカの花

和田長浜から

荒崎へ

寿司を食べて帰る

2021年6月18日
大山山麓は大山阿夫利神社の神域のため、カシ類を中心とした低地帯本来の自然林が残されている。低地帯の植生は標高700m〜800mまで続き、より温暖な南斜面の方が低地帯植生の範囲が広いとされる。
南東斜面には、本来落葉広葉樹が優先するエリアにモミ・ツガがまとまって生えている中間温帯林があり、これは今より寒冷な時代に勢力を伸ばした針葉樹が、その後落葉広葉樹の勢力に押されながらも、条件の悪い岩角地や急斜面に残ったものであると考えられている。富士山の青木ヶ原樹海でも、溶岩が流れて遷移が発達していない部分に同じようなモミ・ツガ林が見られる。
江戸時代に盛んに行われた大山詣は、1日目に江戸から厚木、2日目に大山に詣でて宿坊に泊まり、3日目は江ノ島近辺へくりだして遊び、4日目に江戸まで帰るというパターンが多かったとされ、1日あたりの行程は約40kmになる。

 

標高400m付近から700m付近を結ぶケーブルカー

車中から丘陵帯らしい照葉樹林が見られる

大山阿夫利神社奥の登山口 急階段

夫婦杉

ウツギ

ダイモンジソウ

ミズナラ、リョウブなどの広葉樹林になりはじめる

大山山頂 1252m

見晴台付近 モミの巨木があらわれはじめる

ごつい葉をらせん状につけるモミ

若葉は先端が二つに分かれている

保護されているモミの稚樹

次世代のモミはあまり生育していない

大山の原生林

二重滝

下山

にぎやかで昔懐かしい感じの参道沿い

大山名物の豆腐料理を食べて

伊勢原方面に歩いて帰る

2021年6月8日〜9日
火山性台地が広がる八ヶ岳山麓では、山地帯にあたるエリアが牧場や採草地として広く利用され、本来この標高で優先するはずのブナがほとんど見られない。八ヶ岳の登山口はどこも標高1500m付近にあるが、登山口までの道中にはブナの二次林として勢力を伸ばしたミズナラやシラカバが多く、登山口付近では人工的なカラマツ林が独特な景観をつくっている。
登山口から亜高山帯に入ると、北八ヶ岳の大きな特徴である苔の森が広がるが、これは岩石が累々と積み重なる貧弱な土壌のために他の植物(ササやシダなど)が育ちにくく、地面に適度な日光が届きやすい環境によるものだとされる。
八ヶ岳は夏沢峠付近を境に北八ヶ岳と南八ヶ岳で大きく山容が異なり、侵食が進んだ南八ヶ岳は険しく、穏やかな北八ヶ岳は山頂付近まで樹林に覆われている。いずれも内陸型気候で降雨(雪)量が少なく、高山帯で湿性草原的な環境にとぼしいが、岩礫地や砂礫地、強風が吹く風衝地に咲く高山植物は種類が多い。


北八ヶ岳を横断するルート

小海駅を出発

稲子湯からみどり池方面ではなく

シャクナゲ尾根方面に急登を登る

痩せた尾根に多いコメツガ

ゴヨウマツ

クロベ

ヤツガタケトウヒ

シラビソ(上から見て枝が露出している)

オオシラビソ(上から見て枝が見えにくい)

いたるところで見られる倒木更新

コメツガ林に多いショウゲンジ?

調べ中

巨大なフンに群がるクロボシヒラタシデムシ

規模は小さいが湿原 白駒湿原

白駒池

高見石の苔の森

セイタカスギゴケ

噴石によるものか凍上によるものか

巨岩が累積して遷移がおくれている賽の河原

賽の河原で多く見られたイワカガミ

茅野方面に流れる渋川の源流域

東山魁夷の絵で知られる御射鹿池

明治温泉旅館

130年の歴史を感じる風呂

鉄分が多く含まれた冷泉

繊細で素晴らしい料理

焼きますの甘露煮

宿の前にある乙女滝

横谷峡を散策し

山麓を歩いて

そばを食べて帰る