以前、婚活で出会った7歳くらい年下の彼氏がいた。初対面は多分、料理婚活だったと思う。相手は私の番号をずっと書いてくれていたけど全く私は気付かず、また魅力的でも無かったのか、全く記憶に残ってなかった。その回はカップリングにならずに終了して、さっさと帰っていたら後から追いかけてくれたのだ。男気だ!ていうか全然私のアンテナには引っかかっていなかった。

私の婚活での見るポイントは年齢、タバコを吸わない、趣味がゴルフ、自動二輪以外、あとは年収ですかね。そして一人暮らしかどうか。血液型はB型は嫌ですがまあ血液型はどうでも。そして清潔感。歯並び、口臭、他たくさん。婚活は条件なのでまあそれは男も女も一緒ですね。そう言えば以前、男性側のプロフィールで好きなタイプ「美人」と書いているやつがいて、おまえ、その顔で何言ってんの?とかイケてるナイスガイだと思ってんの?とか全員に思われたと思う(笑)


話は逸れましたが、連絡先を交換して、1回目は喫茶店でモーニングを食べた。テンションが上がると声が大きくなることが少し気になった。あれ?という感じ。

それで2回目は朝の8時とかに待ち合わせて卵かけご飯に行った。その時に付き合いましょうと言われてそうしましょうと言った。そしたら突然「自分は発達障害で、障害者枠で働いている」と言われた。

ハズレである。

私は仕事で発達障害やらなんやらかんやらを対応しているのでその方面は明るい。人間は普通なんて居なくて誰もが発達障害だと思っている。けれども普通という枠組みで生活出来るのが世間一般の人たちです。要するに常識とか、普通に出来るとか、そんなのです。でも、発達障害は個性でも何でもなくて(最近の、うちの子は発達障害ではなくて個性です!とか言ってる親がクソ腹立つ。個性じゃなくて障害ですと私は伝えている)脳の機能障害で、しかもタチが悪いのが「自分は発達障害なのでそれ相応に配慮してください」とか言ってくるのだ。発達障害はこうなので社会の方が対応しろということだ。この彼もそうだった。無論、根性論とかでは対応できないのは知っている。頭の一部が欠けていると理解したほうが私にとってはスマートに対応出来たのでそう思って対応していたけど(もちろんそんなこと言わないよ)結論として、こちら側が疲れ果ててしまう。やっぱりこちら側とあちら側には深くて大きな溝がある。身障者には気持ちよく対応出来ても、精神障害者には気持ちよく対応できない。(無論、私のことを書いている。他の人は対応できたら素晴らしいよね)まあ、仕事はきちんとしてるけどまだ子ども対応なんでね。まだ希望があるというか。


彼は大学までは優秀で、みんなが知っている一流の国立大学を出ている。大手企業で働いていて、こんなひとが婚活市場に残っていたのかと浮かれていたら障害者枠だった。俗にいう大人になってから発達障害に気付いたタイプです。学校は多動とか加害などの問題行動がなければ本当にスルーされるので、決まったことをしていればいい学校は彼にとっては生きやすかったんだと思う。女子の発達障害も気付かれにくいけど本当にコレよね。私の兄の嫁がこのタイプで、喋らないしまあ高校も優秀だし単なる大人しい子なんだろうと思っていたらコレでした。この兄嫁のことはまた書きたい。

とまあ2回目でカミングアウトされて、単なる発達障害なら「まあ全員発達障害だし」と思えたけど障害者枠で働いているということには引っかかりどれほどの障害レベルなんだろうと思った。


というか普通の婚活に来てほしくない自分ベスト2は新興宗教の信者、発達障害だわ。

なんか昔の事なのにイライラしてきたんで一旦休憩する。