こんにちは、TOMOです。
前回、自殺についてお話しした動画がありましたが、
今日はうつ病について書きたいと思います。
最近では、大阪なおみ選手がうつ病を告白していましたが、
私は今までうつ病のITエンジニアを多数見てきましたし、
このIT業界ではとても多い病気だという感覚を持っています。
ITエンジニアには本当にうつ病が多いです。
厚生労働省のページによると、１００人のうちに６人、
およそ６％が生涯鬱になると書いてありますが
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/know/disease_depressive.html
ことITエンジニアの業界だと、３０％くらいには増えるのではないかと思います。
うつ病で会社を休んだりという方もいますが、人知れずうつなのに隠していたり、
また過去にうつ病だったという人も多々います。ので、、そこまで含めるともっと多いかなと思います。
①なぜ多いか？
おそらく頭を使う仕事なので、それが原因だと思います
昔は特にですが、構造上、ピークになると忙しくて残業が多いからだとか、言われることが多いのですが、
それで鬱になる場合もあるとは思いますが、
暇なら暇で鬱になる場合もあります。
忙しさとか睡眠不足なども影響としては無視できないですが、
結局、頭を使う仕事だから、
脳に負荷がかかって、自分のキャパシティを超えるなどする場面が多いので、
うつなどの症状につながるんだろういう気はしています。
②どういう人がなるのか？
私が見ている限りでは、
特に責任感が強いとか、優しいとか、そういう真面目なタイプが鬱になるのも多い気がしています。
私は誰にでも鬱になる可能性はあると思っています。
真面目なら真面目なほど可能性あると思います。
なので、ITエンジニアとしては、うつになる人が無能とか思うことはなくて、むしろ優秀な人も多いです。
会社の社長とかやっている人も、誰にも行ってないけれど、
実はうつ病の時期があったという方は多くいます。
実際に、私は会社をやっているわけですが、鬱と知って雇う場合もあります。
ITエンジニアというものは、誰でも努力すればなれると思う気持ちはありますが、
現実は、適性がない人は難しかったり、適性があっても大半は努力しないので、
本当にできる人は常に人材不足です。
なので、たとえ鬱だとして、できる人と仕事をしたいというのが私の気持ちです。
もちろん綺麗事ばかりではなくて、いろいろ迷惑を受けることもありますが、、
それでもどこかで私はそういう人を救いたいとどこかで思っています。
③私が気をつけていること
私は実は親戚にも精神を病んでいる人が何人かいて、
子供の頃からそれをよく見てきました。
なので、自分が精神的な病気にならないとか思ってなくて、
むしろ血筋的にはなりやすいのではと思っていたので、
２０−３０代のころ、私が若い頃に、気をつけていることが、、
（１）キャパシティをあげる
これは仕事のできる自分のキャパシティをあげて、その中でコントロールできるようにする
仕事のスキルをあげていくことになります。
そのためには人が遊んでいる間に努力するとか、泥臭いことも必要になります。
（２）どうしょうもないことで悩まない
これは性格の問題はあるのですが、
過去こうしておけばよかったとか、
他人からの評価、給料とか、
上司や恋人会社への怒りなど
自分でコントロールできないことで悩まない。
（３）逃げ道を持つ
うつ病になるくらいなら仕事やめればいいんだと言うのは簡単ですが、
実際に、辞めたら生活ができなくなるとかあるわけで、
だからつらいわけなのですが、、
いざとなれば辞めれても大丈夫なようにスキルを磨いておくと、いざと言うときにやめると言う決断ができるので、
その伝家の宝刀を持っておくことも重要かなと思います。
で、４５才のおじさんになって最近気をつけていること、
・適度に運動する（筋トレ）
・なるべく睡眠をとる（夜更かしして仕事しない）
など若い頃には何も考えてなかったのですが、、こういう古典的なことが大切ではないかと思うようになってきました。
ITエンジニアをやっていると鬱の人をたくさん見かけますし、
この動画を見られている方にもうつの方がいるかもしれないですが、
鬱だから能力が低いとかはなくむしろ能力がある方が多いので、
今後働き方が変わっていき、
うつであろうと能力のある人が評価される時代になっていくべきと思います。