さて、歯の矯正をするために

虫歯の治療にせっせと通う傍ら、

親知らずの抜歯も同時に進めることにしていました。


虫歯の治療は、かかりつけの町のクリニックですが、

抜歯は歯茎を切って縫ったりと手術扱いになるので、

一応万が一のときの処置を早めに、確実にするため、

紹介状を書いて頂き、大きな総合病院で

お世話になることに。


同時に2本以上抜くことも物理的には可能ですが、

抜歯というのは骨を抜く行為にあたり

体に大きな負担がかかるので、1本ずつが望ましい、

と主治医にすすめられ、1本ずつ抜きました。


上の歯は比較的スムーズに抜け、

術後も少し腫れたり痛みは出たものの

まぁ、耐えられるレベルです。


問題は、下の歯です。

大変でした。

ほんとうに。


私の親知らずは、ものによっては生えきっておらず

頭だけ出ているものもありましたが、

割と真っ直ぐ目に生えていたので

スムーズに抜けるかなと思っていたのですが…。


麻酔が効いてから、ひたすらカンカン、カンカン。。

何回やっても抜けない模様…。

他の先生も加わり、数人がかりで作業。

麻酔が効いているので痛みはないですが、

その光景だけで寒気がするほど怖かったです。。


15分ほどでやっと終了。

これであとは術後の少しの痛みに耐えればいい、

と思っていましたが、甘かったです。


上の歯のときは、日を追うごとに痛みが消え

4日目には気にならない程度になっていましたが

今回はちがいました。

痛み止めが切れてきたので5日ほど飲み続けましたが、

一向に良くならない、、、

むしろ痛みがひどくなっている、、、


そうです、わたしドライソケットになりました。

数パーセントの人しかならないらしいのですが、

なんと下の歯は両方とも…。

治療まで1週間ほど夜も眠れずつらい日々でした。。


この親知らずの抜歯が

精神的にも身体的にもきつかったです。

歯の矯正自体がすごく楽に感じました(笑)


このように、矯正する上では前段階が

重要かつ試練になります。。