今日、明日と福井市のカルチャーホールで2年に1回のペースで開かれてる墨雪会の書展を開催中です。
今日は私も所属する小筆会の当番の日でもあり、午後から行って来ました。
私が会社に入った7年前の夏、会社の書道部でもある「小筆会」に入部。
毎週火曜は仕事の後に筆をもつ生活をして。
小学生の時も結構長く習っていたけど、1人残しで練習する事が多くて、勿論大きな賞も貰ったことあるけど正直楽しくなくて、どうやって辞めようかということしか考えてなかったあの頃。
それに比べて、大雪先生はいつもニコニコ。飽き性の私の性格を見抜いてて、褒めながら飽きる前に作品にOKをくれる。
雨の日も雪の日も遥々1時間かけて教えに来てくれる。大雪先生の怒った顔は見たことが無い位、部員の皆を癒してくれる存在で。
でも、約1年前私の勝手な気持ちの変化で「休部届」を出して、先生にきちんと挨拶らしい挨拶もせずに通わなくなり。
そして月曜に先生の訃報を聞き。
全て事に後悔。
思い出すのは生徒が誰もいなくて、遅刻して来た私が部屋に来た時に「お疲れさーん。」ってくしゃくしゃの笑顔で迎え入れてくれる姿。
仕事の都合で先生のご実家周辺だったのでついでに先生の御自宅に上がらせてもらった時の先生の嬉しそうな笑顔。
笑顔。笑顔。笑顔。
こんなにも唐突に逝かれるとは思ってなくて。ショックで。
今回の墨雪会はそんな中開催され。
前回や前々回とは違う、先生を偲ぶ会の様で。
休部していたので勿論私は作品を今回提出していなかったけれど、1点1点見回していた時作品から目を下ろしたらそこには…
本当にそこにいらっしゃる様で。
今回は先生の息子さんやお孫さんも東京から会場にいらっしゃり、来客者に挨拶をしてらっしゃる笑顔がまた先生の生き写しで。
先生。会いたいです。
会って謝りたいです。
お礼を言いたいです。
2年前の墨雪会のスローガン。
先生。実家のお店に飾ってますよ。
先生。素敵な歌、探してくれてありがとうございました。
先生。笑顔を沢山、有難うございました!