一人で指輪探し後、数日して再び彼と銀座に来ました。

あれから会社の先輩に聞いてみたりすると。

「婚約指輪は高くて無理だったけど、結婚指輪は高くないから○○(→某有名ブランド名が入る)にしたよ。」

という人が複数名。

そっか、なるほどねー。

石が入らない分、結婚指輪は婚約指輪と比べて抑え目な値段のものが見つけやすい。

というわけで指輪探し四日目にして、「見ない」と決めていたはずのハイブランド店もサラッと眺めることに。

カルティエ、ティファニー、ハリーウィンストン。

高級&人気ジュエラーを巡る。

しかしね、クリスマス終わってから来てるのに。
ファッションジュエリーのコーナーもブライダルのフロアも混んでるのは何でですかね。

あー、あれだ。
クリスマスにプロポーズして、すぐ指輪探しだよ。

ははぁ、なるほどね。

とか会話しつつ。

・カルティエ
広い店内。一階はファッションジュエリー。
一階の奥にら旋階段があって、降りるとブライダルジュエリーのフロアだった気がする。
奇抜なデザインは無し。


・ブルガリ
→入ってすぐのワンフロアのみ見ました。
デザインが私の好みでなかったので、値段も見ずにすぐ退出DASH!
あのブルガリのマークがどうしてもマイナスドライバーに見えちゃったのです(BVLGARIが好きな人、ごめんなさい)。


・ティファニー
→大きな路面店に行きました。
広い店内、2階がブライダルジュエリーのフロア。
人がたくさんいて、遠慮しながらショーケース見る感じ。
婚約指輪じゃないので、値段は驚くほど高くはないけど、手にとって見たくなるほど気になるデザインは無し。

・ハリーウィンストン
ここは確か、反町&松嶋菜々子夫妻が指輪購入したお店のはず…。
記念に行ってみよう!
と入ると、一階は受付になってる。
今までに無い展開だわ。

きれいな女の人に
「何をお探しですか?」
と聞かれ、結婚指輪です。と言うと、

「当店の結婚指輪は、ダイヤが必ず入っていて、石の無いタイプは取り扱ってませんがよろしいですか?」

と言われました。
えっ、そうなの?
それって、男性用のリングにもダイヤが入るのですか?と聞くと、その通りだとのこと。

あー、そーれーはー…。
彼はダイヤ入りの結婚指輪を選ぶ気が無いので、自動的にこの店はナシ…?

と思ったら、さらにパンフレットを取り出し
「これが当店で一番シンプルなタイプの指輪で、ほかはエタニティタイプもあります」
と指差された指輪は思いっきり予算割れ。

あー、はーい、わっかりましたー

と言って退却。
門前払いされたねー。

あんまり気分が良くないというか若干傷ついたと言うか…

入店予約も下調べもしないで行くとこうなるということなんでしょーか。

テンション下がったところで、次のお店につづく!!
4℃ BRIDALを出たら、次に向ったのは、クリスチャン・バウアーというお店へ。

ドイツ生まれのブランドです。
小さくて若干、地味な感じの店構え。

プラチナにこだわってるとのことだったので、当初、思いつきで決めたコンセプトに合うかなと思い行ってみました。

店員さんは皆さん接客中で手が空かないので、ひとまずショーケースをひとり眺めて待つ。

あれっ
なんか高い…
ひとつで20万近くするものばっかり。

で、リングのデザインは太めのストレートラインが主になってる。

傍にあったパンフレットを見ると、独自の「鍛造法」で手間隙かけて金属に圧力をかけ、強度のある指輪になるんですって。


そしてここのブランド、NASA(スペースシャトル)の部品やベンツ・BMW・ポルシェの部品も製造してるんですって!!
(以上、Wikipedia調べ)


私の頭を駆け巡ったのキーワード。

「頑健」「強固」「鍛練」「職人」「実直」

ひたすらに。ストイックに。媚びずに。


そうだった、ドイツってそんな感じだ…


良いものなんだなぁ。

日用品、常に身に付けるもの、証。
飾り立てずにシンプルに。
結婚って、結婚指輪ってそういうもの。
ってことね。

ようやく手が空いて私の元に来てくれた店員さんは、小柄で真面目そうな女の人。
このお店は鍛え上げた金属で作られた指輪が揃ってます。
少々のことでは変形しません。

日本の指輪はプラチナがほとんどですが、ヨーロッパではゴールドの指輪もあるので、この店にあるのはプラチナばかりじゃないんですよ。

とのこと。

私の指は細くて短いんですけど、似合いますかね?
と聞いてみると、

強度を保つにはある程度の太さも必要なので、細身のものはあまり無いです。
毎日身に付けるものですし、飽きのこないデザインです。
と言いながら、ひとつ試着を勧められたので着用。

たぶん、今まで着けてきた指輪の中で最も太い指輪かも。
大きな鏡の前で立って見てみる。


「どうですか?手にとって見てみるより実際に着けてみると、このくらい存在感あってもおかしくないでしょ?シンプルだからですよ」

へー、ホントだ。意外に馴染む。

メレダイヤは爪で固定せずにはめ込まれているデザイン。
服に引っ掛けたりしないようになってました。
このお店の指輪、ダイヤは嵌め込みになってるのがほとんどみたい。
そんなとこも実用的。


ふーん。
筋の一本通った考えのある店。
今まで見た中にはなかったタイプの店だ。


しかししかし、高いなぁ…( ̄- ̄)

店員さんからは

確かに高いけど、それだけの品質です。
一生モノとして選んでいただけたら嬉しいです。

、と言われました。

ここまで話を聞き、パンフレットをもらってサヨナラしてきました。


お店のコンセプトに新鮮さを感じたし、予算さえ許せば、彼にも一度見てもらったかもしれないなぁと思う。
そんなお店でした。

が、予算オーバーもオーバー。
だって安いの選んだって二人分にしたら、予算のダブルスコアだもん。
こんなとこ連れて行ったら叱られるがな。


というわけで諦めました。
Wikipediaで見たとこ、日本に宝石部門が出来てまだ10年くらいなので知名度はありませんが、品質は確かです。
可愛らしさを求める方には向かないので、好き嫌いはあるかもしれませんが、私は嫌いじゃなかった。



一人でやるお店巡りはここで終わり。

まだまだ続く…!!
まだまだ回ります、お店。
3日目。彼が部活の忘年会で銀座には来られない。
暇なので1人でお店巡り。

可愛らしいデザインが多い4℃。

4℃は、ブライダルリング専門の路面店が銀座にあるんです。
田崎真珠、カルティエなどの宝石店が並ぶ通りにあります。

実は、行ったのは12月23日(祝日)だったもんで、店内カップルだらけ。
クリスマスな感じクリスマスツリー

でも負けずに行くよ。

というわけで、お店入ってすぐに、結婚指輪探してますと店員さんを捕まえて伝えたら、お決まりのアンケート用紙記入。

結婚の日取りやら結納の有無、指輪の好きなデザインetc.
アンケート記入し終わったら指輪のチェック開始。

いろいろ見せてもらうけど、先に見てるお店で好みのデザインは大体わかってるので、ウェーブラインで細身のデザインを優先的にピックアップして試着。

ここのお店は可愛らしいデザインが多く、若いカップル向けな感じがする。
全部見たわけじゃないけど、奇抜なものは無いと思う。

値段もラザールやCafe Ringに比べて抑え目。

とお店の様子を伺いつつ、なんだか不思議だったこと。

それは、他の店に比べて店員さんがピッタリはりついてこないこと。
適度に放っておかれてる気がする。
別に私のこと見てくれてる店員さんがいないわけじゃなく、常に相手してくれてる人がいるんだけど、なんだろ?この感じ。

一通りの指輪を見たあと、店員さんの言葉でやっと気付いた。
「新郎さまと一緒にいらっしゃるときにわかるよう、気になるデザインの品番を書いた控えをお渡ししますね。」

あ、そうか。
きっと、彼が不在で購入するカップルって、ほとんど無いよね。
彼女不在で指輪を買う男の人はいても。

1人で見てる私は「下見してる人」だと思われるんだね。

まあ、正解なんですけど。
そっか、なるほどねー。


品番を控えたカードには、手書きで指輪のデザインも添えてくれた。
へぇ。
ここまでしてくれたのは4℃が初めてだなあ。

悪くないね、うん。
と思いつつ、お店を後にしました。


ちなみに4℃って、ジュエリーケースもフタに刻む言葉を選ぶことができたり、指輪購入するとティアラを貸し出してくれたりします。

あ、ティアラは見せてもらったけど、お店の中じゃ良いんだか悪いんだかよくわかりませんでした。


続く。