※ヤンデレ注意。苦手な方はブラウザバック推薦。
嫉妬深い君が。
彼は、とても俺を愛してくれたよ。
だから俺も、彼をとても愛したよ。
周りが、「狂ってる」なんて言っても。
所詮、他人は他人。俺達は俺達だもの。
人がなんと言おうと、大好きなものは大好きだ。愛してる。
価値観なんて、所詮、他人事なんだよ?
狂ってるって?
好きな人と一緒にいたいから、手首交換しただけ。
それが間違ってるだって?
愛してるのだから、別に構わないじゃないか。
彼にだったら、首だってあげてもいいよ。
それくらい。愛してるって事なんだけど。
分かってくれないなら、別にいいや。
他人は他人なんだもの…ね?
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「お前。今日別の…俺以外の奴と喋ってたよな。楽しそうに」
あぁ、ただの日常会話さ。
彼が嫉妬深いことぐらい、承知の上だ。
けど、いつも同じ会話って訳じゃない。
今日は「楽しそうに」って入っているしね。そういう時は彼、怒ってるってことなんだ。
「………」
何も言わないまま、俺はゲームを続ける。
今は重要なところ。ここで死んだら、前のセーブしたところに戻らなくちゃ。
あーぁ、調子乗ってセーブしなかったのが、やっぱりまずかったんだろうな。
別に彼のことが気にならない訳じゃない。
ただ、”実験”したいだけさ。
「なんで黙ってるんだよ…なぁ、オイ!!」
ほら。何かしら苛々してるじゃない。
「別に…。あの時は久々に楽しかったなぁって。
キクはいっつも楽しい、面白い話をしてくれるしね。彼は好…」
「き」を言う前に止められた。
止められたっていうより、押し倒された…感じ。
まぁ、予想内のことだし。これもまた実験。
「…っ。お前は、俺のことだけを考えてればいい。それだけでいい。
他は何も考えるんじゃねぇっ!」
「………」
その強引さ。自分勝手さ。
俺は好きだよ、そういうところ。
そもそも、始めかから君のことしか考えてない。
そういう事を言ったら、君は喜んでくれるだろうか。
「…始めから君のことしか考えてないさ。
キクは君の2番目くらいに好きだなって言ってるだけで…」
「それも嫌だ。2番だかなんだか知らないが、お前は俺以外好きになんな!」
そうきたか。
好きって言っても、”友人”として好きだって意味。キクはそういう感じ。
そもそも、君しか愛せない。好きじゃない。
嫉妬深い、そういう君が好きで好きでたまらない。
だから、こういう事して、君を怒らせてみる。
嫉妬深い君が。俺は好き。
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わぁ!物凄く微妙^p^
ちくしょう。上手く書けねーっ
次こそは上手く書いてみせる!
あ、ちなみに続きはないよ^p^