イボって言われるとその中に結構いろんな病気と言うか、皮膚の良性のできもんが含まれる。
イボとは、皮膚にできる小腫瘤といっちゃていいけど、その中には
ウイルス性の
伝染性軟属腫( 水イボ )
尋常性疣贅 ( イボ )
加齢で起きる
脂漏性角化症
アクロコルドン
原因不明の小腫瘤
稗粒腫、等々 色々あるんですが。
今回はアクロコルドンと言う首や脇にできる
1-2mmくらいの小さな良性腫瘍についての
どんな人がなりやすいか?について論じた、
非常に泥臭いがシンプル論文について。
出処はインドである。論文がどの国で書かれたかで
軽く偏見が入るのは良くないが、もうちょい統計キチンとやった方がいいのでないかと思いつつ読んだ。
この手のありふれた状態なんだが全然疫学も
発生機序も分かってない病気が皮膚科には
多い。
” なんで出来るんですか⁈”って良く聞かれる
けど、” 分かりません。生き死に関係ないし、
アトピーみたいに痒くて寝られないとかQOL下がる
状態でもないのでキチンと調べる人、
そんなにいませんよ。”
そんなありふれたデキモン、アクロコルドン、
当院でもクビにできて気になると、
皆さましょっちゅうこられて冬場に取っております。
CO2レーザーで削って
1個500円です。こんなんやで。
この写真みたいにはっきりと出ていて
ハサミで切れそうなのは保険扱いになる事も
あります。
話は論文に戻り、
結論としては、
アクロコルドンは糖尿病患者に有意に多い。
コレは擦れて軽く炎症が起き易い部分で
インスリンが成長因子に近い働きをするから
であろう。
しかも、
糖尿病患者のベースにある、インスリン抵抗性によって、同じアクロコルドンでも色素沈着するタイプに
変わり易いのではないか、と言う推論をたてている
これは” お菓子喰いにシミがやたらできている”
と思うワタクシの普段の感覚に近くて
納得出来る。メラノサイトが活性化しやすい
経路も上げられていて次の推論に使えそうだ、
必死になって日焼け止め塗りまくるのも
大切だけど筋トレ、有酸素、
真面目に30代くらいから始めた方がいいです。
糖代謝に絡んだ色素沈着の経路はある。
確実にある。
コレについても論文探して読まなアカン。
しかし、アクロコルドン、
擦れて肥満者で脇によく出来ているのは、
見るけど、首は普通擦れる場所か?
“ まさか…
マッサージしてないやろなあ、
皆様。”
既に肝斑持ちの顔のマッサージは禁忌扱い、
アクロコルドン持ちの首のマッサージも
本来アカンのと違うか。
肩凝りキツくて変に揉んだり叩いたり
すると出てくるんじゃないか。
恐るべし。
肩凝りはね、真面目に筋トレしたら普通治ります。
とにかく動きなさい。人間もやっぱり
動物やで。


