結論から言うと「自分探しの旅」っていうより「見失いかけてた自分を取り戻す旅」になった。初めて自分の運転する車での旅がこんなにもいいものになるとは思わなかった。

(以下垂れ流し日記となります)

9/19 昼間は部活指導のため出発は夜だった。

19:00に浜松出発。
東名高速ではなく国道1号線で豊田ICを目指す。この判断が正解だった。ノンストップで豊田まで行けた。
豊田から伊勢湾岸に乗り、四日市へ。
四日市からは23号線で南下。空気の悪さは全国にも知れたる四日市。アスファルトの色って正しく言うと青っぽい色をしてるけど四日市のアスファルトは本当に黒い。その黒く染まったアスファルトとガードレールを見て「四日市に入ったんだな」って感じて喜ぶ自分がいる。
白子駅近くのサイゼリヤで空腹を満たす。
日付が変わる瞬間久居のホテルにチェックイン。

9/20

朝からホテルの大浴場で身を清め、朝食を食べたら出発。
伊勢道を使っても良かったんだけどここは大学生時代にお世話になった国道23号線を使って伊勢を目指す。
周りの風景や見覚えのある建物を見ていろいろな思い出が頭の中をオーバーラップする。「明ジャ」横を通る辺りで既に涙が出そうになる。
宮川を越えて慣れ親しんだ伊勢の街に着く。
第一目的地は「ララパーク」。学生時代はバカにしてたけど今になるとなんだかすげぇ懐かしい。ただあの空間にいたかった。ロッテリアでシェーキ買って飲んで店内を1周して店を出る。
昼食は「モリスパ」。変わらない店内と味。
小俣、玉城辺りをドライブ。旧23がとても懐かしい。いろんなお店にいろんな人との思い出が詰まってる。
この旅のメインイベント「神宮参拝」は暑い時間、人の多い時間を避けたかったから17:00くらいに行くつもりだった。時計を見るとまだ15:00。中途半端な時間。学生のとき、暇なときはどうやって時間をつぶしていたか考えた。「そうだ!時楽(じらく)に行こう!」。
大学近くの漫画喫茶「時楽」で漫画を読みつつ仮眠をとる。無駄とも言えるこの時間。自分にとってはとても貴重な時間であり、ひとつのRemember Meなのだ。
いざ伊勢神宮へ。なんだこの人の数は?17:00過ぎの伊勢神宮でこんなに多くの人を見たことがない。ETC1000円効果なのだろうか。正宮前の階段は参拝客で詰まっていた。
思いのほか時間はかかってしまったが、無事参拝を済ませホテルのある久居に戻る。
久居と言えば種違いで腹違いの兄弟「やっちゃん」がいる。やっちゃんと合流。ぐるぐる寿司でお互い近況報告をする。
「そいやぁ今夜近くのライブハウスでライブやってるけど見に行く?」とやっちゃん。行かない理由がない。
ライブハウスには偶然にも知り合いのバンドマンたちがいたりしてまたここでもRemember Me。
ライブを見て、バンドマンだった自分、大学生だった自分、一人暮らししていた自分、サッカーやってた自分、今実家に戻ってきた自分、バスケを始めた自分、教師の自分……
いろんな自分を思い出し、これからの自分を思い描いた。
前から感じてたんだけど改めて出た答えが「バンドマンと教師は似ている」ってこと。このことについては後でゆっくりまとめるとしよう。
ライブも終わり、やっちゃんと別れ、ホテルへ。

9/21

昨日に引き続き朝から大浴場、そして朝食と済ませる。
運転は好きなのだが、やっぱりなんやかんやで疲れているのが分かる。帰りはフェリーで返ることを決断。
伊勢道で松阪を通り過ぎ、玉城で降りる。宮川沿いを走り23号線を少し走り、二見方面へ。五十鈴川を越え、興玉神社を越え、鳥羽へ。
波が高かったせいでフェリーがけっこう揺れ、運転してないのになんだか疲労が……
13:00過ぎにフェリーを降り、42号線をひたすら東へ。
飯食ったり、友達にお土産渡しに行ったりして夜に帰宅。



慌ただしいノープランに等しい思いつき旅行だったけどいい旅行だった。冒頭に「自分を取り戻す旅」って書いたけど、それもそうなんだけど、伊勢を離れて半年、一応少しずつかもしれないけど成長してるのかなっとも思えた旅だった。

今は感覚としてだけで頭の中にあるだけで言葉にするのが難しいから書けないけど、旅行の醍醐味はこの「感覚」なんだろう。決定的な答えは見つかるときも見つからないときもあるかもしれない。でも旅行をして何かしら感じる「もの」「こと」はある。

ただ、伊勢の力というか、オレの伊勢に対する思いが強すぎるためか、伊勢に頻繁に行くのはヤバいと思った。あまり行き過ぎると浜松に帰れなくなってしまうように思える。

もしかすると浜松よりも伊勢の方が好きかも……