おはようございます。
10月6日は最強開運日、翌7日は満月でした。
この強いエネルギーの高まりとともに、何か一つの節目や区切りを感じた方も多いのではないでしょうか。
満月は“達成と手放し”を象徴します。
高まっていた流れが静まり、内側へと落ち着きを取り戻す時期です。

 

私自身も、先週【19:太陽(The Sun)正位置】のエネルギーを受け取る中で、週の終わり
――10月10日(金)に一つの決断をしました。
そのおかげで、個人としての仕事や今後のビジョンに向き合うための
“時間的な余白”と“心の静けさ”が生まれたのを感じています。

 

太陽の光が外へと輝きを放ったあと、
今週はその光を内側に取り込み、静かに整えていくタイミング。
そして今週現れたのが、【12:吊るされた男(The Hanged Man)正位置】です。

 

タロットカード【12:吊るされた男(The Hanged Man)正位置】の写真

 

 

実は、このカードは9月第3週にも登場していました。
月のちょうど中盤――前半を振り返り、後半へとつなぐタイミング。
この時期は“内省”や“調整”を象徴するカードが出やすい時期でもあります。

 

つまり今回の【12:吊るされた男(The Hanged Man)】は、
先月の“静かに見つめ直す時間”を経て、
見直しの再来”ではなく、“成熟した内省”を意味しているのです。


今は“視点を変えて再構築する時”。
停滞に見える瞬間の中にこそ、次の一歩のためのエネルギーが静かに育まれています。

 

🌱 今週の小さな一歩

吊るされた男(The Hanged Man)正位置】のテーマは、“静止の中で見える真実”。


先週までに外へと向けていた意識を、今週は少し内側に戻してみましょう。
焦らず、すぐに答えを出そうとせず、 “見方を変えることで新しい理解が生まれる”。

――そんな週です。

 

👉 今週の小さな一歩は、“あえて立ち止まり、見方を変えること”。

  • すぐに判断しない:迷った時は一呼吸おいて、『別の角度から見たらどうだろう?』と問いかけてみましょう。
  • 環境を変えてみる:作業場所・会う人・時間帯を少し変えるだけで、物事の見え方がリセットされます。
  • 動かない勇気を持つ:今は動くよりも、整えることに価値がある時期。焦らず、静けさを味方にしましょう。

“停滞”は“止まっている”のではなく、“見つめ直すための準備期間”。
外へ広げた太陽の光を、一度自分の中に戻して磨き直すことで、
次の成長のエネルギーがゆっくりと育っていきます。

 

今週は“動くこと”よりも、“見つめること”が前進になります。
目の前の出来事を“止まった時間”としてではなく、
視点を変える準備期間”として過ごしてみましょう。

 

💼 仕事に悩んでいる人へ

今は“成果を出す”よりも“土台を整える”ことに集中しましょう。

 

焦って動くよりも、計画の再整理を。
『今の方向性でいいのか』を見直すには最適なタイミングです。
思考を止めて“考え直す”時間が、結果的に効率と安定を生みます。

  • 予定を詰め込みすぎず、タスクの優先順位を再設定する。
  • 停滞を“見直しのチャンス”として受け入れる。
  • 他人のペースではなく、自分のリズムを尊重する。
 

💕 恋愛に悩んでいる人へ

“待つ”ことは“信頼する”ことでもあります。焦らず、心のペースを大切に。

 

関係性を進めるよりも、“理解を深める時間”にしましょう。
感情をそのまま言葉にするよりも、少し間を置いて整理してみることで、
相手の想いにも気づける優しさが生まれます。

  • 相手の立場から物事を見てみる。
  • 返信やリアクションを急がず、落ち着いて気持ちをまとめてから伝える。
  • 不安を感じたら、『今の私にできること』を一つ書き出してみる。
 

🤝 人間関係に疲れている人へ

関係の修復は“行動”よりも“理解”から始まります。
相手を映す鏡として、自分の心も見つめてみましょう。

 

誰かを変えようとするよりも、『そのまま受け入れる』姿勢が調和を生みます。
距離を取ることは逃げではなく、関係を見直すための大切なリセット。
今週は“流れに身を委ねる勇気”を意識して。

  • あえて一人の時間を楽しむ。
  • 言葉よりも“沈黙の優しさ”で関係を保つ。
  • 心の境界線を大切にし、自分をすり減らさない。

 

💡 灯のことば

先週の【太陽(The Sun)】が照らした光の中で、私は一つの決断をしました。
行動の後に訪れた静けさは、不思議と“恐れ”よりも“安堵”に包まれていました。


もちろん、全く不安がないわけではありません。
けれど、そのわずかな不安さえも、――次へ進むための大切な“ひとつのピース”。

今はそんなふうに感じています。

 

12:吊るされた男(The Hanged Man)】は、その静けさの中で世界を逆さまに見つめ、
これまでの常識や固定観念を手放していく存在です。
それは、成長のための“内なるリセット”。

 

私自身も、少し立ち止まって周囲を見渡す中で、
これまで気づけなかった“余白の美しさ”に、静かに心を動かされています。

 

✨今週のメッセージ

12:吊るされた男(The Hanged Man)】が再び現れたのは偶然ではありません。

それは、前回の内省を経て“新しい形で世界を見る準備が整った”というサイン。

 

止まっているようでいて、あなたの中では確実に変化が進んでいます。
視点を変えることで、見えてくる未来もまた変わるのです。

 

「動かない時間も、人生の一部。
 焦らずに、今この瞬間の静けさを味わって。
 そこから新しい視点が芽吹いていくから。
 今の静けさは、次の輝きへの助走。
 立ち止まるその瞬間にこそ、真の成長が息づいています。」