私、生命線が短いんです、と、まず最初におっしゃる方、
とても多いのです。

それだけ、皆さんが生命線というネーミングと、
ご自分の寿命について、感心を持っておられると言うことでしょう。

今日はそんな短い生命線のお話をさせて下さい。

以前にもお話ししましたが、
手相の本って、ビックリするほどたくさん書店に並んでいます。

インターネットで検索しても、迷ってしまうほどの情報量です。

そんな本の多くに、
長い生命線は健康と長寿を表すと、書かれています。

短い線は短命です、とは、さすがに書かれていませんが、

短くても、運命線との間に架け橋になる線があれば大丈夫とか、
虚弱体質ではあるけれど、健康に気をつけていけば、長生きされる人も多い、とか
やはり、短い生命線はハンデを持った書き方をされています。

しかし、
生命線の長短で、人の寿命は計れない、というのが、
１万人以上を鑑定してきた、僕の師匠が出した結論です。

長い生命線でも短命な方、
短い生命線で、長寿の方はいくらでもおられ、
生命線の長短で、寿命は決められない。
何より、
人の命は、神の領域で決められることであって、
私たちの知識をはるか超えたところにある。
鑑定士が寿命に言及するのは不可能。

僕は師匠から、繰り返しそう教えられました。

もしもあなたが、生命線が短いと、
ちょっとネガティブになっておられたのなら、
まったくご心配には及びません。

その心配のストレスこそが、短命の元凶です。

どうぞ安心して、のびのびと生活され、
心おきなく日本の平均寿命を引き上げて下さい。

あ、そうそう、
かつて長寿でギネスブックにも載っていたという、
泉重千代さんの生命線は、
ぶっちぎりで短かったそうですよ (*゜▽゜ノノ゛☆。

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