陰徳線 | 手相カウンセラー 井田東吾

手相カウンセラー 井田東吾

あなたの心に希望の灯をともす、運命カウンセリング。
手相をメインとした多角的鑑定です。

仏心紋の記事を書いた時に

チラリと触れた陰徳線について

今日はお話しようと思います。

 

 

陰徳線は親指の付け根、太陽丘の上

生命線の内側に出る3本以上の線を言います。

 

 

この線は薄いものなら

結構な割合で持っている人がありますが、

くっきりと濃い線でなければ陰徳線とは呼びません。

 

 

また、よく似たものにカリスマ線があります。

こちらはもっと短く、2本(時に3本)です。

これはまた別の機会にご説明しますね。

 

 

陰徳とは呼んで字の通り

隠れたところで徳を積むことです。

つまり、人の見ていないところで善行を重ねるということ。

 

鑑定させていただいていても

真面目で真っ直ぐな方、

穏やかで、周囲に人が集まるだろうな・・・

と言う感じの方が多いです。

 

また特に女性の場合に多いのが

家族のために身を粉にして尽くしておられる方。

この場合は少し自己犠牲が過ぎないように

気を付ける必要がありますが・・・。

 

そして、仏心紋や神秘十字をお持ちのパターンも多くて、

神仏やご先祖様などに敬意払うお人柄だという事がわかります。

 

 

神仏やご先祖様のご加護、とかいうと

非科学的で古臭い迷信だと言う人も多いでしょうし、

今回のコロナ禍をはじめとする病気や災害や

世界中で収まらない内紛などの社会情勢で、

きれい事では生きていけないと、おっしゃる方も多いと思います。

 

それでもやはり、

撒いた種の芽は必ず出ると、僕は思います。

 

笑顔は笑顔を生みますし、

憎しみは憎しみを増幅させます。

とてもシンプルな構造です。

 

誰に見られなくても重ねる善行は

きっといつか自分自身に還ってきます。

どうか目に見えない幸せの貯金だと思って下さい。

 

 

さてさて、この陰徳線。

左手にある人は元々の素質。

生まれ育った家系や、家庭環境などから、

自ずと備わった資質です。

 

右手にある人は後年身に着けた素質。

自らの経験を経て、得た特質です。

 

 

手相なんて、早い話手のシワなんですが、

たとえばこの陰徳線など、

その人の信条とか、

生きる姿勢に関わるものでもあるなと感じます。

 

どうぞその素晴らしい特質を大切に、

見えない幸せの貯金をためていってくださいね。