真新しい制服に身を包んで
ご両親と電車に乗り込んできた学生さん、
ひと目で新入社員とわかる
ピカピカスーツの若者たち。
新しい1歩が始まるシーズンだなぁと、
年寄みたいな感慨にふける僕・・・
(o´ω`o)
えへへ、
希望に胸を膨らませてスタートを切ったこと、
もちろん僕にもありましたよ~(〃∇〃)。
振り返ると、なんていじらしかったんだろって思います。
とにかく一生懸命に、誠実にって、
公務員の両親の教えを、しっかり守ってました。
ところが、僕のささやかな歴史は挫折の連続。
なんでダメなんだろう?
僕のいったい何が悪いんだろう?
何度も何度も検証し、角度をかえてはチャレンジして
我ながらあきれるほどの挫折を繰り返しながら、
どうしても登れなかった会社員の道。
辛かったな~。
一生懸命に、誠実に頑張っても報われなくて、
もうこの社会に、
自分の生きていく場所はないんだと思ったな~。
だからこそ、まっさらスーツの人たちを見ると、
努力が報われるといいなと、心から思います。
雨あり風ありでも、
その道を歩き続けられるといいなと、心底思います。
でも、もしかして、
どうしてもどうしてもダメだったら・・・・
その時には、
どうか絶望しないでくださいと伝えたいです。
人が生きていくステージって
決してひとつではないのです。
でも今、社会に出たばかりの時には
一生懸命で、誠実であればあるほど
たったひとつのステージしか見えてないんです。
実際、僕もそうでしたし。
どうしてもダメな時
それはあなたの本来のステージが
そこではないというだけかも知れません。
そんなひと言を、
万一の時のお守りにあげられたらな、なんて
晴れの日の若者を見て思いました。