5月の1日~5日に、
家族で九州に出かける予定でした。
最初の地震直後は、九州支援の意味も込めて、
安易なキャンセルはしないでおこうと、ラインで話し合っていた僕たちでしたが、
翌日以降、路程上の鉄路も高速道路も不通となった状態を見て、
申し訳ないと思いながらも、キャンセルせざるを得なくなりました。
宿泊地での個人セッションにお申し込みいただいていた皆様にも、
急きょその旨を連絡し、ご了解いただいた次第です。
これは、3月末で長い公務員生活を終えた母の、
退職記念旅行でした。
5月に家族で九州を巡りたい。
そして飫肥(おび)に行きたい、というのが母の希望だったのです。
宮崎県日南市にある、古い城下町。
飫肥は母の祖父の故郷でした。
話に聞く曽祖父の人生は、まるで小説のように波乱に富んでいます。
飫肥から大阪に出て、大きな成功と挫折を経験し、
やがて三重の片田舎で、戦後の平和な人生を終えた曽祖父は、
とうとう最後まで飫肥に帰る機会がなかったそうです。
それでも、曽祖父のルーツをたどって、
祖父母や叔父・叔母たちは、
それぞれに飫肥の親戚を訪ねていますが、
母だけはまだ、行ったことがなかったらしいのです。
曽祖父が通ったという藩校が、今も残る飫肥、
家族で飫肥を訪れてみたいというのが、母の希望だったのですが・・・。
実は、宮崎訪問がキャンセルになるのは、これが2度目。
前回は霧島山の新燃岳が噴火して、中止になりました。
なかなか行けない、ということに、
何か不思議な巡りあわせを感じます。
ところで、
先日の福岡での夜、
大変な霊能力を持つ男性とご一緒させていただいて、
貴重なお話を、たくさん聞くことが出来ました。
その男性に言われたのです。
お血筋に九州の方がおられますね、と。
僕に九州人の血を感じる、と言われました。
ここに来られて、私に会われたのも、きっとそういうご縁なのですと。
今回の福岡訪問でいただいた、皆様方との大変貴重なご縁、
その3日間が震災と重なったという巡り合わせ、
そうして、またも行けなかった宮崎。
九州は、僕にとって何か深い意味を持つ土地のような、
そんな気がしきりとしています。
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