僕がよく行くスーパーは、丘の上にあります。
近くに民家はなくて、
駐車場の周囲は、なだらかな草の斜面になっています。
そこに、たくさんのホームレス猫たちがいるのです。
ここの猫たちは、
スーパーのお客さんや、店員さんがくれる餌で生きています。
そして、
どの子もみんな、桜の花びら型に耳先をカットした、さくらねこで、
去勢・避妊手術をしてもらっているのです。
地域の方の協力か、
それともスーパーの店長の善意か、
獣医師のボランティアか、
尋ねてみたことはありませんが、
猫たちの命に対する、真剣な思いがありがたいです。
よそからやって来たらしい様子の猫は、
いつの間にかさくら耳になっていますし、
小さい子たちは、成長するのを待って、
順番にさくらねこになっていきます。
すごいな・・・と、思います。
住宅地からも離れていて、地域からの苦情も出ていないようです。
それでも、ホームレス猫たちの社会は弱肉強食。
弱い子たちは、必死にかけずり回らないと、餌にはありつけません。
子猫の場合は、まず越冬は難しいらしいです。
セラがいた地区には、こんなスーパーはありませんでした。
それに何より、ビビリのセラでは、
集団猫社会では生き残れなかったでしょう。
セラはいつもポツンと住宅地のコンクリートの階段に座って、
人が通るたびに、ごはんちょうだいと鳴いていました。
猫インフルエンザと眼瞼内反症の、
涙と鼻水でグチュグチュだった上に、
ゴミあさりや、カナブンのような虫を食べていたらしく、
僕が拾った時には、すっかりお腹をこわしていました。
いつの間にかクッション1個を専用にして、
バスタオルの布団で包んでもらって眠るセラを見ながら、
セラ、よかったなと、僕はしみじみ思います。
▼バスタオルの布団がだ~い好き
セラは、もう冬の野外のつらさを心配することはなくなりました。
きっと、ひもじかった頃のことも覚えていないと思います。
だからこそ・・・・。
セラの幸せを感謝する分、
ホームレス猫たちのことを、
気にかける人間のひとりでいなくちゃな、と思っています。
▼お、今日はピンクか。何だか餃子みたいだな。
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10月16日(金) 11:00~17:00

11月2日
11月27・28・29・30日

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次回お茶会・・・(手相)10月17日・(人相)11月7日
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